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原研哉【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2008/05/30
JAN 9784120039379

商品レビュー

4.1

31件のお客様レビュー

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2022/12/17

“日本文化の核心 / 松岡正剛” を読んでいるときに信頼筋からオススメされたもので、上述の日本文化の核心と重なる部分、補完し合う部分を持ちつつ、“白” という “概念” を語る。 日本文化の核心とセットで是非。

Posted by ブクログ

2021/10/13

恐らく日本で最も忙しいデザイナーの一人であるはずなのに、身の回りの当たり前にある存在に対してこれ程まで深堀りできる感受性は本当に感服する。 エンプティネスについては岩波新書『日本のデザイン』でなるほどと膝が痛くなるほど納得した。 白についてはもっともーっと深堀りした内容を期待して...

恐らく日本で最も忙しいデザイナーの一人であるはずなのに、身の回りの当たり前にある存在に対してこれ程まで深堀りできる感受性は本当に感服する。 エンプティネスについては岩波新書『日本のデザイン』でなるほどと膝が痛くなるほど納得した。 白についてはもっともーっと深堀りした内容を期待していたので、次は『白百』を読んでみよう。

Posted by ブクログ

2020/10/19

グラフィックデザイナーの原研哉さんによる「白」の捉え方の話。 すごく哲学的で自分には難しい部分もあったけど、新しい価値観の発見に驚いた部分もあった。 右開きにすると日本語、左開きにすると英語で読めるようになっている。 ・日本語の「いろ」の語源は「恋人」のことでもあり広範囲の意味...

グラフィックデザイナーの原研哉さんによる「白」の捉え方の話。 すごく哲学的で自分には難しい部分もあったけど、新しい価値観の発見に驚いた部分もあった。 右開きにすると日本語、左開きにすると英語で読めるようになっている。 ・日本語の「いろ」の語源は「恋人」のことでもあり広範囲の意味を内蔵していた。 ・色は本来視覚的なものだけでなく、味や匂いとの関係も深い全感覚的なもの。 ・古代万葉の時代には色の形容は「赤い/黒い/白い/青い」の四つしかなかった。 ・「白い紙の誕生」が人類にもたらしたイマジネーションは計り知れないものがあるはず。 ・物理的に白い色が必ずしも白い印象を呼び起こすわけではない。対比によって輝きを増したり、くすんだりする。 ・書き文字は「造形物」としての美を成熟させてきた。発話される言語とは異なる独自の進化。 ・何もないということは何かを受け入れる可能性があることでもある。負の意味にとらず、潜在力と見る。→神社の屋代の成り立ちの話がとても興味深い。エンプティネスが様々なイマジネーションを包容し求心力・コミュニケーションを生む。それが日本風ともいえる。 ・西洋においてシンプルなものに美や価値を見出されたのは、絶対権力が瓦解し市民社会が訪れてからのわずか150年前から。 ・白い紙に記されたものは不可逆であり完結した仕上がり。達成には感動が生まれる。「推敲」という行為はこうした不可逆性が生み出した営み・美意識で、この意識を誘う推進力が、紙を中心としたひとつの文化を作り上げてきたのでは。 ・インターネットのように無限の更新を続ける情報には「清書」「仕上がる」という価値観がない。情報は常に途上。 ・美しさは創造して得るものではなく、清掃による維持によって生まれるのでは。

Posted by ブクログ

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