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夢の守り人 新潮文庫

上橋菜穂子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2007/12/21
JAN 9784101302744

夢の守り人

¥693

商品レビュー

4

327件のお客様レビュー

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2024/04/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回はちょっとホラーな感じ。 序盤の夢の中に引きずり込まれるだけでもホラーテイストがあったが、話が進んでいくと『花』が咲いて枯れれば眠った人達は戻ってくることが明らかになり、怪異に終わりがあることがわかってくる。 被害者(?)達が見る夢も、帰りたくないような幸せなもので、夢に囚われている間は体も衰えていかないと救いがあったことで後味の悪さは感じながらも怖さは薄れていた。 だが、中盤から様子がおかしくなる。 夢へと誘う歌の人の弱みにつけ込むような意地悪さや執拗さ、夢の中からコチラに飛び出てくる(タンダを取り込んだ)異形の追跡者『花守り』、『花』が狂っているような気味悪さと手段を選ばぬ歌い手への執着・・・。 と、異界ホラーじみた要素が盛り込まれてくる。 途中は「どうやってまとめるんだ?」「この強烈な一の妃の恨みはきれいにオトせないんじゃないか」と思ったが、いつも通り予想を上回って、きれいに、人間的に丸く収めてきた。 上橋作品にはファンタジー的な怖さはあってもホラー的な怖さは無かった(他の作品は、理不尽な状況でもその世界の理で理解可能だったり、理の延長だった感じだが、本作は理解不能な怖さ)。そういう意味で本作だけが浮いているような感覚を持った。もっと言えば、「この人は(ファンタジーだけでなく)ホラーが書けるんじゃないか?気味の悪〜い話が。」とも思った。 この感覚については、あとがきにも似たような記述があり、本作はシリーズでも異色の作品のようだ。 作品はこれまでのシリーズ通り良かった一方で、巻末の養老孟司の解説は冗長で面白くない。 帯に書いてある一言だけで充分で、途中からは(本書の内容やこの分野での位置づけではなく)自分の考えを小難しく長く書いているだけに感じる。 読んでいて「コイツ、本当にこの本を読んでいるのか?解説が書けないならこの仕事を受けなきゃいいのに」と思った。 全て読む意味がなさそうだったので途中までで読むのをやめた。

Posted by ブクログ

2024/03/11

初読の時は前2作に比べ物足りなさを感じたが、再読すると面白いと感じた。現実から逃げ込む先としての夢。実生活においても、似たような逃げ込み先を用意しておくことが多いのではないか。辛さの大きさに比例して、逃げ込む切実さも変化する。自分を守るための防衛措置としての夢。ファンタジー要素を...

初読の時は前2作に比べ物足りなさを感じたが、再読すると面白いと感じた。現実から逃げ込む先としての夢。実生活においても、似たような逃げ込み先を用意しておくことが多いのではないか。辛さの大きさに比例して、逃げ込む切実さも変化する。自分を守るための防衛措置としての夢。ファンタジー要素を取り払えばいくらでもあり得る話だと感じた。

Posted by ブクログ

2024/02/28

踏鞴(たたら)を踏(ふ)む 【意味】 1 たたらを踏んで空気を送る。 2 勢いよく向かっていった的が外れて、から足を踏む。 (goo辞書より) 進展なしかーい!(ある意味ごっついネコバス違うネタバレ) いい歳したおばさんおじさんが進展なしかーい!(確かバルサ女32歳、タンダ男...

踏鞴(たたら)を踏(ふ)む 【意味】 1 たたらを踏んで空気を送る。 2 勢いよく向かっていった的が外れて、から足を踏む。 (goo辞書より) 進展なしかーい!(ある意味ごっついネコバス違うネタバレ) いい歳したおばさんおじさんが進展なしかーい!(確かバルサ女32歳、タンダ男30歳) はい、自分の過去と向き合って新ヨゴ皇国に帰ってきた女用心棒バルサ、待っていたのは幼なじみタンダの大ピンチ!タンダの師匠トロガイや皇太子チャグムの助力を得ながら無事タンダを助け出したバルサ で、進展なしかーい! 中学生か!中学生の淡い恋模様か! チューくらいせーよ! どんだけ児童向けやねん! いや児童向けだけども! 78歩くらい蹈鞴踏んだわ!(78歩はもう蹈鞴じゃない)

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