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物語の構造分析

ロラン・バルト(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房/みすず書房
発売年月日 1979/11/15
JAN 9784622004813

物語の構造分析

¥2,860

商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2021/07/03

構造主義を理解することはポスト構造主義をここ数十年続けている現代を理解することに等しいと思っている。 あとは俗っぽい話でいうと、前々から構造主義は裁判書面を読む際の一つの着眼点として利用できる気がしていた。実際に本書を読んで、「序説」における機能レベルの分析手法は、自分が実際に現...

構造主義を理解することはポスト構造主義をここ数十年続けている現代を理解することに等しいと思っている。 あとは俗っぽい話でいうと、前々から構造主義は裁判書面を読む際の一つの着眼点として利用できる気がしていた。実際に本書を読んで、「序説」における機能レベルの分析手法は、自分が実際に現在扱っている事件の相手方の書面に対する違和感を整理してくれた。お陰で効果的な反論を展開できそう。 他方で他のレベルの分析手法はきちんとその内容を書かれておらず、消化不良。こんなもん世に出していいのか? その他の文章も難しくも楽しいものでした。

Posted by ブクログ

2018/11/23

僕の頭が悪すぎて全然読み進まない しかし、どこまで言っても、要素に分けたがるのね、こいつらの文明は イームズのパワーズオブテンという映像があるけど、あれこそまさにこの、最小単位と、その集まりによる構造体と、その集まりによる次の構造体と、、、というのの視覚化のベースなんだろう ...

僕の頭が悪すぎて全然読み進まない しかし、どこまで言っても、要素に分けたがるのね、こいつらの文明は イームズのパワーズオブテンという映像があるけど、あれこそまさにこの、最小単位と、その集まりによる構造体と、その集まりによる次の構造体と、、、というのの視覚化のベースなんだろう 住所を小さい単位から書いてくのと同じで 歴史の始めに、神は素粒子の集まりから出来たと思ってるのかな? 神が素粒子を作ったとは考えられないのかな? 素粒子は、知性でしか観察できない、ということの寓意をもう少し考えてみるべきかと思う 要素が構造を作って全体になる、のではなく、全体が構造を見せ、要素を孕む、じゃダメなのかな? 何せ、構造や要素を発見するときに、人は要素としてではなく、全体として機能してるんだからね そもそも要素なんて不確定だって証明しちゃったのに 物語の構造分析叙説 ・芸術は、(情報理論における意味での)雑音を知らない ・物語の観点から見れば、われわれが時間と呼ぶものは存在しない ・読むということは、命名するということである。聞くということは、ある言語活動を認知するだけでなく、それを構築することでもある。 ・小説の作者が研究されているのであって、それが果たして語り手であるかどうかは問われていない ・詩は要約できないという確信 ・あるシークエンスの起源は、現実の観察にあるのではなく、人間に与えられた最初の形式、つまり反復を、変異させ、乗り越える必要性のうちにある とかとか バルトはフランス人に向けて本を書いてるのかなーということを思った まぁ、フランス人がフランス語で書いてるから当然なんだけど、読みにくさはそこにある気がする あと、エクリチュールとかが、日本語訳されると必要以上にニュアンスを帯びてしまってる気がする 横文字に負けてしまう そもそも作者というもの自体、近世の産物ですが、その「作者の死」と読者の誕生、ということ これをもっとうまくやったのが、ホックニーが写真並べて1枚の絵を作ってるような作品とかはまさに、鑑賞者の頭の中にしか像が存在しない絵になる 印象派もそういうところがある ミケランジェロやカラヴァッジョでは、あくまで作品があって作者がある 「作品からテクストへ」は、テクストという訳の仕方が、横文字の権威感や新しい言葉感を醸し出すのを知ってて使うという楽をしてる感じが腹立たしいんだけど、こういうのってむしろ、ただのカタカナにしたことで誤訳になってると思うんだよね うーん、、、 言葉はもう少し精度上げて選ぶべきというところを、ざっくりとした理解なのでざっくり言えば、歴史から文脈へ、ということでしょうか 違うかな 「エクリチュールの教え」がわかりやすく面白かった 表徴の帝国をもっかい読みたくなる ヨーロッパにとって、意味を攻撃することは、隠すか逆にすることだが、文楽は意味を不在にするという方法をとる とかね 隠さないことで、逆に何も隠れてないことを証すという方法は素晴らしいよね

Posted by ブクログ

2012/08/11

最初の2論文は、ひたすら退屈でとばしてしまいました…。 逆に「作者の死」と「作品からテクストへ」はがぜん面白く読めました。 そこから後は、僕のテンション的には横ばい、あるいは下降気味だったかな。 テクスト理論あたりからバルトのことを知りたい方は、とにかく「作者の死」と「作品...

最初の2論文は、ひたすら退屈でとばしてしまいました…。 逆に「作者の死」と「作品からテクストへ」はがぜん面白く読めました。 そこから後は、僕のテンション的には横ばい、あるいは下降気味だったかな。 テクスト理論あたりからバルトのことを知りたい方は、とにかく「作者の死」と「作品からテクストへ」の2つがおすすめです。

Posted by ブクログ

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