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ラヴクラフト全集(4) 創元推理文庫

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト(著者), 大瀧啓裕(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/東京創元社
発売年月日 1985/11/01
JAN 9784488523046

ラヴクラフト全集(4)

¥704

商品レビュー

3.6

16件のお客様レビュー

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2021/09/07

1985年以降購入して読んだが、詳細は覚えていない。 これまで聞いたことがないような擬音のカタカナ、”ほのめかす”という普段使わない訳、不気味な話には惹きつけられた。 また読みたい。(2021.9.7) ※売却済み

Posted by ブクログ

2020/05/20

媒介、夢に。身近な場所や未知の地にも現れる恐怖の存在。 宇宙からの色・・・始まりは隕石。妖しい色彩に浸食されたモノたち。 眠りの壁の彼方・・・眠りの中に現れる壮絶な風景は記憶か? 故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実・・・祖先の秘密。 冷気・・・冷気を求めるあの男の正体は...

媒介、夢に。身近な場所や未知の地にも現れる恐怖の存在。 宇宙からの色・・・始まりは隕石。妖しい色彩に浸食されたモノたち。 眠りの壁の彼方・・・眠りの中に現れる壮絶な風景は記憶か? 故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実・・・祖先の秘密。 冷気・・・冷気を求めるあの男の正体は?そして、その死。 彼方より・・・機械に触発された未知の感覚器官で観た無限の果て。 ピックマンのモデル・・・画家が描いた醜悪な生き物は実在するのか? 狂気の山脈にて・・・南極探検隊が到達した未知の山脈で見たモノ。 資料:怪奇小説の執筆について・・・ラブクラフト自身の考察。 不可解な存在、憑かれた人々、そして異形の存在。 観てはいけない。出会ってはいけない。 でも好奇心に導かれ、行き着く先にあるのは、悍ましい恐怖。 ホラーに宇宙の未知なる存在を加味した効果が効いた作品、多し。 「狂気の山脈にて」は長編でラブクラフトらしさ炸裂の作品。 執筆の1931年頃は飛行機による探検や南極大陸の調査が盛んに 行われるようになった時期でもあり、まだ未知な場所であったのも 事実。当時としての情報から、創造豊かに南極探検を描き、 飛行機や無線をうまく利用して物語を進行しています。 じわじわと正体を現してくる恐怖感。驚愕の古代建築物への侵入。 そして、ネクロノミコン! 冒険&SF&ファンタジー、ホラーが混在しています。 それにしても、目の無いペンギンは怖いなぁ。

Posted by ブクログ

2020/03/08

①宇宙からの色  荒地を見張る老人が語った、かつてそこに住んでいた家族に起きた悲劇とは――  非知的生命体による侵略物。映画で例えると『遊星からの物体X』とか『ブロブ』とか。こういう恐怖は時代を問わず通じる。 ②眠りの壁の彼方  精神病院に強制入院させられた、殺人を犯した男。二...

①宇宙からの色  荒地を見張る老人が語った、かつてそこに住んでいた家族に起きた悲劇とは――  非知的生命体による侵略物。映画で例えると『遊星からの物体X』とか『ブロブ』とか。こういう恐怖は時代を問わず通じる。 ②眠りの壁の彼方  精神病院に強制入院させられた、殺人を犯した男。二重人格を思わせる発作を起こす男にわたしは興味をひかれ、ある試みを実行すると――  ラヴクラフトが初めて宇宙的恐怖をテーマにした作品で、確かに、後に生まれる神話に連なる作品の「原型」と思わせる内容。 ③故アーサー・ジャーミンとその家系に関する事実  突如、焼身自殺を遂げた学者、アーサー・ジャーミン。彼がそのような暴挙に走った原因とは――  遺伝をテーマにしたゴシックホラー。ラヴクラフトの当時の状況を踏まえると、こういう作品を書いたのもさもありなん、と言ったところか。 ④冷気  どうしてわたしが冷気をそんなにも恐れているのか、って? あんなことを体験すれば、誰だってこうなるさ――  マッド・サイエンティストによる生きている死者の話。設定を少しいじれば、現代を舞台にしたホラーでも通用しそう。 ⑤彼方より  二ヶ月半の時を経て再会した友人は、別人のように醜く痩せさらばえていた。友人が言う「彼方」より来たる存在とは――  これも「異界への干渉」という点で、後に生まれる神話に連なる作品の「原型」を思わせる内容。 ⑥ピックマンのモデル  なぜわたしがピックマンと絶交したのかって? それはな――  体験者の話を直に聴かされているような会話体の体裁。虚実の境が曖昧にさせるような展開は実話系怪談にも通じる。 ⑦狂気の山脈にて  次の南極探検計画を中止させたいために、前責任者が語った、南極での忌まわしい体験とは――  美しいグロテスクと言うのか、単純なホラーではない所がこの物語の面白さ。ギレルモ・デル・トロ監督が映像化を目指すのもわかる。旧支配者を、未来で冷凍睡眠から目覚めた我々に置き換えれば、その恐怖や悲哀に共感できるだろうか。  『アウトサイダー』もそうだが、知性ある怪物をただのモンスターとして描写しないのは、ラヴクラフトが最期まで抱いていた「孤独」に由来するものだろうか。

Posted by ブクログ

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