商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2002/03/01 |
JAN | 9784101152196 |
- 書籍
- 文庫
花神(下)
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花神(下)
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商品レビュー
4.2
78件のお客様レビュー
西郷に代わり彰義隊攻…
西郷に代わり彰義隊攻撃の責任者となりますが、予告通りに戦闘遂行する手並みには驚かされます。近代軍制については西郷の遥か先を歩いていたのは確かです。古い西郷及び薩摩の反乱(西南戦争)まで予想していたところが、大村益次郎の只者でないことを裏付けています。
文庫OFF
ようやく、なぜ「花神」なのか分かった。死に方も、蔵六らしい。 解説にもあるように、司馬は変革期を描きたかったらしい。そういう意味では、今一度、もっと読まれても良い作家かもしれない。大村の先見の明も。 次は松蔭&高杉かな。
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中国では花咲か爺さんのことを指す、花神。 吉田松陰という思想家、高杉晋作という戦略家が種を蒔き、苗を育て、技術屋たる村田蔵六が明治維新という革命の花を日本に咲かせる。 タイトルに込められた意味が、かっこよい。 司馬史観における大村益次郎は、まさに、時代に求められた技術屋。 桂小...
中国では花咲か爺さんのことを指す、花神。 吉田松陰という思想家、高杉晋作という戦略家が種を蒔き、苗を育て、技術屋たる村田蔵六が明治維新という革命の花を日本に咲かせる。 タイトルに込められた意味が、かっこよい。 司馬史観における大村益次郎は、まさに、時代に求められた技術屋。 桂小五郎に発掘され、西郷隆盛と相容れないながらも認められ、その手腕で反発する者を黙らせる。 自分の損得とか、周りがどうとかあまり考えていない感じが、どこか自分に似ているような気がした(我ながら畏れ多いけど……)。
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