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細雪(中) 新潮文庫

谷崎潤一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1955/11/01
JAN 9784101005133

細雪(中)

¥693

商品レビュー

4.1

75件のお客様レビュー

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2024/01/04

2024.1.4 読了。 蒔岡家の4姉妹を中心に物語が進んでいく。個性の違う4姉妹が描かれる。 中巻はやはり次女・幸子の視点で語られることが多く、物語の中心は四女の妙子という感じ。 雪子とは対照的な新進的感覚と奔放さを持ち冷静でクレバーな女性というイメージが強かった。 上巻同...

2024.1.4 読了。 蒔岡家の4姉妹を中心に物語が進んでいく。個性の違う4姉妹が描かれる。 中巻はやはり次女・幸子の視点で語られることが多く、物語の中心は四女の妙子という感じ。 雪子とは対照的な新進的感覚と奔放さを持ち冷静でクレバーな女性というイメージが強かった。 上巻同様本家は少し影が薄いように思えた。 4姉妹はそれぞれの考えを持っていて、けして仲が悪いわけではないが考え方の違いによって行動が微妙にズレてしまう感じの表現が巧いと感じられたし、寧ろふとした時間ができて姉妹が集まった時などはお互い思いやりを持って過ごしている感じだった。 フィクション作品ではあるけれど当時の時制を描き、それによって登場人物たちも変化していく。 歴史に疎いので注解で詳しく説明してくれているのも有難かった。

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2023/09/26

三宅香帆さんの、「ジェイン・オースティン著、イギリス文学の『傲慢と偏見』を読んだ方におすすめする次の本」 (『人生を狂わす名著50』三宅香帆著 ライツ社 の紹介より) 「神戸の大水害で一命をとりとめた四女・妙子。が、新たな悩みが。 時の流れの中であでやかに変転する四つの人生。 ...

三宅香帆さんの、「ジェイン・オースティン著、イギリス文学の『傲慢と偏見』を読んだ方におすすめする次の本」 (『人生を狂わす名著50』三宅香帆著 ライツ社 の紹介より) 「神戸の大水害で一命をとりとめた四女・妙子。が、新たな悩みが。 時の流れの中であでやかに変転する四つの人生。 雪子と対照的に末娘の妙子は自由奔放な性格で、男との恋愛事件が絶えず、それを処理するためにも幸子夫婦は飛びまわらざるをえない。そんな中で一家は大水害にみまわれ、姉の鶴子一家は東京に転任になる。時代はシナでの戦争が日ましに拡大していき、生活はしだいに窮屈になっていくが、そうした世間の喧噪をよそに、姉妹たちは花見、螢狩り、月見などの伝統的行事を楽しんでいる。 谷崎潤一郎(1886-1965) 東京・日本橋生れ。東大国文科中退。在学中より創作を始め、同人雑誌「新思潮」(第二次)を創刊。同誌に発表した「刺青」などの作品が高く評価され作家に。当初は西欧的なスタイルを好んだが、関東大震災を機に関西へ移り住んだこともあって、次第に純日本的なものへの指向を強め、伝統的な日本語による美しい文体を確立するに至る。1949(昭和24)年、文化勲章受章。主な作品に『痴人の愛』『春琴抄』『卍』『細雪』『陰翳礼讃』など。」

Posted by ブクログ

2023/06/27

板倉死んでしまった…!!雪子を応援していたので、雪子の出番が少なくて寂しかったが、妙子もなかなか面白いところがあり、読んでいて爽快だった。妙子のお嬢さんなのに、職業婦人として色々自立しようとしているところが良いなと思った。下巻楽しみ。

Posted by ブクログ

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