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格差社会ニッポンで働くということ 雇用と労働のゆくえをみつめて

熊沢誠【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2007/06/28
JAN 9784000224789

格差社会ニッポンで働くということ

¥2,310

商品レビュー

4.7

5件のお客様レビュー

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2017/01/20
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2007年刊行。著者は甲南大学名誉教授、労使関係を中核とする社会政策研究者である。内容は現在の労働条件・労働問題を労働者側の視点から解読し、政策提言するというもの。実効性や実現可能性はともかく、内容はラディカルな提言でなかなか。特に、雇用保険のお粗末な内実と最賃批判は納得。一方、公務員の雇用条件の有利さに対する批判は引き下げ民主主義の悪弊という旨の指摘。なお、時短による男性正社員の収入減、ペイエクイティによる女性正社員の時給増と収入増、パート社員の時給増と労働時間増。これがワークシェアリングの要諦らしい。

Posted by ブクログ

2010/12/10

熊沢誠は労働組合側に立って論評する数少ない学者である。しかし、労働組合の力が低下していて、熊沢としても一般論的な論調になっていた。

Posted by ブクログ

2010/10/16

労働の現場から現在の「格差社会」を分析。世界的な競争の中で労働とはどうあるべきか。それを事実に基づいてきちんと考えていくことは必要。しかし、あるべき論だけでは問題は解決しない。あるべき方向性は分かった。あとは、そのあるべき社会をどうやって実現していくかだ。

Posted by ブクログ

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