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希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く ちくま文庫

山田昌弘【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/筑摩書房
発売年月日 2007/03/10
JAN 9784480423085

希望格差社会

¥748

商品レビュー

3.9

48件のお客様レビュー

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2024/03/08

データに基づいた分析は的確で、20年ほど前のものだが、正に予言のごとく、格差の増大、未婚・離婚の増大・少子化…などその通りの社会になっている。 ただ、基本的に高度経済成長期の日本社会-サラリーマン専業主婦家庭、1億総中流社会-を安定した「良い」時代のように記載し、その前提が崩れた...

データに基づいた分析は的確で、20年ほど前のものだが、正に予言のごとく、格差の増大、未婚・離婚の増大・少子化…などその通りの社会になっている。 ただ、基本的に高度経済成長期の日本社会-サラリーマン専業主婦家庭、1億総中流社会-を安定した「良い」時代のように記載し、その前提が崩れた現代社会をリスクのある不安定な危険な社会という論調には違和感を覚えた。 能力、やる気、努力の有無など人によって千差万別だし、企業は営利団体なのだから能力の有無によって地位や報酬に差異を設けるのは合理的。 寧ろ高度経済成長期に能力に関わらず全員を正社員として採用して保護して仕事の出来に関わらず年功序列で給与を上げたから成長しない貧しい国になったのでは? 格差と騒いでいる人たちはマクロで物事を見過ぎ気がする。個々人の能力や努力(ミクロ)で見ると、やっぱり格差の下に属する人は結局は自己責任なのではないかと思ってしまう。 あと、宗教が心の拠り所(防波堤)になっていたとの分析はその通りだと思う。自分は無神論者だが、海外の人はほぼ何らかの宗教を信じている。昔、海外旅していた時、あなたは何を信じているか?との質問に無神論者と回答したら「では、何を指針に生きているのか?」と言われたことを思い出した。過激派などに焦点が当たりがちだが、本来的には重要な役割を担っているのかも。

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2024/02/25

まぁ、なるべくしてなっていますよね! 子どもは4-8個の財布を持って生まれたと言われますが… いつまでもあるわけがない。

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2024/01/10

従来の教育の視点と、本書の教育の視点どちらがいいのかもう一度立ち止まって考えたい。教養を身につけることの意義とは?手段としてだけ考えることは果たしていいのか。人間性の向上の本質的な価値とはなんなのか。 日本の教育システムであるパイプライン・システムのデメリットばかり強調されてい...

従来の教育の視点と、本書の教育の視点どちらがいいのかもう一度立ち止まって考えたい。教養を身につけることの意義とは?手段としてだけ考えることは果たしていいのか。人間性の向上の本質的な価値とはなんなのか。 日本の教育システムであるパイプライン・システムのデメリットばかり強調されているようにいつも感じていた。しかし本書ではなぜ日本の教育が批判されるようになってしまったかについてまでしっかり触れていたため、とても良かった。改めて日本の教育システムを中立的に、メリットについてもしっかりとらえたいと思った。

Posted by ブクログ

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