商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1999/07/30 |
JAN | 9784047913202 |
- 書籍
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脳のなかの幽霊
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脳のなかの幽霊
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商品レビュー
4.2
46件のお客様レビュー
脳障害の患者の症例から脳の機能を実験的に探っていくという内容.心,意識,体の境界が,想像していたようにははっきり分離していないということが分かった.20年前にここまで分かっていたとは知らなかった.
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◆脳が感じ、見てしまうもの。これは客観的に存在するとは限らない。その幽霊の如き存在を感得する脳の不可思議を、種々の脳疾患に関する画像初見その他客観的な資料を基に解読するポピュラーサイエンスの雄◆ 1999年刊。 ◆久々にワクワクしながら読み進められた書である。 現実に存在しないものを幽霊としつつ、その幽霊を感得してしまう脳の不可思議。これを正面から叙述しようとする本書。そして依拠するものは、脳の種々の疾病やこれらの画像所見であり、ここから人間の同一性、意識、世界観といった哲学的テーマを解読しようと試みている。 著者の、「科学者としての私がめざすのは、宗教的感情がなぜどのように脳の中で生まれるのかを発見すること」「このことはどんな意味においても神が実在するかしないかにはまったく関係がない」 との叙述に、著者のスタンスが明示される。 また本書の疾患を客観的に露わにする脳内の画像診断装置の発達は、まるで望遠鏡の発明が宇宙観を転回させたのと同様のパラダイム変換と評しえよう。 ところで、本書が1999年刊行であるならば、脳内の画像診断装置はさらに発達しているだろう。どんな世界が切り開かれているのか興味津々である。例えば、2012年刊行の「新・脳と心の地形図」にワクワクするような叙述が待っているのだろうか?
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#幻肢痛、相貌失認、盲視、半側無視、鏡失認、想像妊娠──辻褄を合わせるためならどんなバレバレの嘘でもつく奇妙な脳のふるまいを、ラマチャンドランがマクガイバーばりのありもの使いで、ザクザク実験&判断&治療。ファインマンみたいなおちゃめなユーモアセンスにも終始安心。 #最終章ではク...
#幻肢痛、相貌失認、盲視、半側無視、鏡失認、想像妊娠──辻褄を合わせるためならどんなバレバレの嘘でもつく奇妙な脳のふるまいを、ラマチャンドランがマクガイバーばりのありもの使いで、ザクザク実験&判断&治療。ファインマンみたいなおちゃめなユーモアセンスにも終始安心。 #最終章ではクオリアの三法則を定義し、哲学的ゾンビ問題に対する脳科学からのアプローチもあり。手足のファントム、胎児のファントムがあるなら、脳のファントムというのもあるんですかね>ノヴァ教授。頭蓋の中がチップなのに頭痛が痛かったりしてたら、どうしましょ。 (2009/07/31)
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