作者（写真家）が，生まれ故郷のイシガメのことを思い出し，本物のイシガメの生活を観察し，撮影した1年間の記録です。 　今年，家の池にイシガメを入れたので，イシガメってどんな生活をするのかなあと思って読んでみました。食べものについては，雑食性らしいので，家の池でも大丈夫のようです。 　自然の状態のイシガメの産卵などを観察するのは大変なことだろうなと思います。地元の住民の理解があってこその記録だと思いました。こういう姿勢は大切ですね。 　第52回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書（中学年）だったらしいです。 　うちのイシガメ，全く陸に上がらないけど，大丈夫かな。もう少し，陸地を工夫してあげようかと思います。

動物カメラマンの松久保さんが、故郷の淡路島にいる野生のイシガメさんを撮影したお子ちゃま向けの１冊。 雨のなかの産卵シーンとか、けっこう感動しちゃった。 イシガメさんはクサガメさんよりもきれいな水に住むカメさんなので、イシガメの里が日本各地にちゃんと残っていけるように、大事な自然を守っていきたいな…って思いました。 良い本です♪

動物カメラマンである著者が故郷・淡路島のイシガメを撮影した写真絵本。著者が「イシガメの里」と名付けた谷川や周囲の里山には、イシガメを初めとして魚やサワガニ、エビ、ヘビ、カエルなど様々な生き物が暮らしています。1年を通じてカメを追い続け、著者は用心深いといわれる野生のイシガメの産卵を撮影します。カメの甲羅に手を置いて「ありがとう！　ごくろうさま！」と声を掛ける著者が何ともすてきです。＊うちのイシガメ、生後1年経って大小の差が出てきたのですが、この本によればメスの方が大きくなるとのこと。大きい方が活動家なのでてっきりオスだと思っていたけど、そうなのか・・・。＊生まれたばかりの子ガメの鼻先には、卵の殻を切り裂くためのトゲがついているのだとか。ふーん。