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街並みの美学 岩波現代文庫 学術49

芦原義信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2001/04/16
JAN 9784006000493

街並みの美学

¥1,650

商品レビュー

4.3

21件のお客様レビュー

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2020/03/08

都市空間や街並みをどのよう視点で見たらよいのか。世界の都市を事例に、都市の分析的視点を知ることができます。

Posted by ブクログ

2017/02/22

今年いよいよ銀座の街並みの印象を作ってきたソニービルが解体されるそうです。その建築家による建築論とも都市計画論とも違う都市景観論。芦原義信の名前は知りませんでしたが「商業空間は何の夢を見たか」からたどり着きました。ヨーロッパの歴史ある街並みに対する敬愛から展開している論考ですがそ...

今年いよいよ銀座の街並みの印象を作ってきたソニービルが解体されるそうです。その建築家による建築論とも都市計画論とも違う都市景観論。芦原義信の名前は知りませんでしたが「商業空間は何の夢を見たか」からたどり着きました。ヨーロッパの歴史ある街並みに対する敬愛から展開している論考ですがそれを感情ではなくロジカルに組み立てているのが印象的でした。ル・コルビュジェに対する批判も人間中心の視点からなされていて昨今のヒューマンセンタードデザインの萌芽を感じました。この本が書かれた1978年がイケイケの高度経済成長の終焉期であることも影響あるのかもしれません。2020年に向けて変わり始めている東京の景観。その「街並みの美学」はどう成立するのでしょうか。ブラジリアでもチャンディガールでもない豊洲の建築中のビル群を見ながらもやもやしました。

Posted by ブクログ

2015/05/31

景観を考えるならまずはこの本、といわれるほど有名な本。 無限の建築はありえない。建築は中と外を区切る技術/ホテルと旅館では、外部と内部の考え方が違うため、適当な格好も異なる/西洋には外的秩序の考えがある。生活の場が違い、そのための装飾がある/日本は外的秩序の考え方がないため、外...

景観を考えるならまずはこの本、といわれるほど有名な本。 無限の建築はありえない。建築は中と外を区切る技術/ホテルと旅館では、外部と内部の考え方が違うため、適当な格好も異なる/西洋には外的秩序の考えがある。生活の場が違い、そのための装飾がある/日本は外的秩序の考え方がないため、外を整備する意識が薄い/風土により壁を始めとする家のようすが変わる/日本の建具は「見ないこととする」装置/日本→内から外へ拡がる都市 イタリア囲郭都市→城壁から内に整える/イタリア人→出会いの場としての街路 イギリス人→休息の場としての街路/外的・内的秩序の浸透で境界が溶け合う/町並みは共通性より成立する/イタリア→図と地の逆転が可能 日本→曖昧な部分が多く図がはっきりしない/D/Hがわかりやすい/イタリア→外壁により「多様の統一」を果たしている/入り角→による守られた空間 出角→人を押し出す/サンクンガーデン→レベルを変えて入り角をつくる/小さくても開かれた、認知された公園→インメディアシーの確保/外壁以外の突出物からできる「第二次輪郭線」が景観の輪郭を乱す/視界に入ると連続性を感じる/屋内の美的伝統を屋外にもいかせれば景観の向上につながるか/自然発生的な内的秩序の街から人間性の発見/イタリア→人間的な曲がりくねった狭い道に車を通すことはできないし、通すことはよさを消すことになる/「昼」と「夜」の照明/北欧→反射光による室内の構成が随一/日本の都市には個性がない/テラスハウスでの街並み形成の可能性/色彩がない街で色を取り入れることは、精神への助けになる/イスファンでの五感の街を体感したい

Posted by ブクログ

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