おすすめラノベ紹介
ライトノベル担当者がおすすめの作品をご紹介します!
「サカサマのパテマ」「僕の学校の暗殺部」など
サカサマのパテマ
発想の傑作! 彼女の手を離さない。
空に落ちていく少女との出会いが、世界を変える。「サカサマ人間が空に落ちる」という強力なアイデアから生まれた、おどろきのSFストーリー!
小説版は劇場版アニメの脚本をもとにつくられています。
ヒロインと出会ったあとの展開がちょっと違っていたり、別のヒロインの見せ場もあったりと、劇場版とは異なる物語をたのしめます。
アニメとは少し見かたを変えた小説版もおすすめです。
あらすじ
昔、人類は重力をエネルギーに変えようと考え、失敗した。結果、重力が逆転してしまった地上の物質は、すべて空へと「落ちて」いってしまう。
エイジは、統制され抑圧された人類の生活に退屈していた。空を見上げていたある日、逆さまになって空へ落ちそうになっている少女を見つける。
パテマと名乗った少女は、エイジが手をつかまえていないと、空へと落ちてしまう。パテマは地下に住む人間だと言うのだが……?
パテマは重力が逆転しています。天井に立っている状態です。つねに高いところにいるのと同じです。手を離すと、空へ落ちていってしまいます。主人公との「信頼」がひとつの大きなテーマになっています。
もうひとつのテーマが「自由」です。自分で考え、自分で未来を決める自由。劇場版では端役として登場した同級生の少女が、小説では活躍しています。
駆け抜ける青春のような、心地良いシナリオが魅力!
センス・オブ・ワンダーが感性を刺激する傑作です。
ジャンル
2013年10月から刊行
食べ物を食べると軽くなる?
トイレはどうする?
属性:素朴で元気なヒロイン


僕の学校の暗殺部
血と汗と泥にまみれたバイオレンスライトノベル!
人間社会を崩壊しようと目論むなぞの生命体と戦うミリタリーアクションラノベ。
シリアスかつグロテスクです。自分の身に振りかかる突然の暴力に、目を背けたくなります。圧倒的に凶悪な暴虐に立ち向かう高校生たちを描いています。
あらすじ
「――生まれて初めて、人が人を殺す瞬間を間近に見た。」
背が低いことに劣等感を持っている深作零士(ふかさくれいじ)は、朝の駐車場で、減音器をつけた銃によって初老の男性を撃ち殺す少女と出会う。
口封じに殺されることを受け入れる零士だったが、同じ高校に通う未但馬裕佳梨(みたじまゆかり)は、零士を「いるか狩り」をする暗殺部に入部しないかと誘う。
「いるか」は人間の脳に「いるかの子ども」を植えつけ、人をひどく暴力的にする。簡単な理由で他人を殴り、気晴らしに人を惨殺し解体する。
自分を変えたいと願った零士は暗殺部へ入部し、「いるか」との戦いに身を投じていく――。
「いるか」と戦うために過酷な訓練を受け、暗殺部の部員と心を通わせていきます。裕佳梨に憧れにも似た恋心を抱いていた零士の成長を描きます。
かなり特殊な状況の青春ストーリーが魅力。
人が死にます。ライトノベルとしては異例な、暴力的な描写、性描写、反社会的な行為を描いています。
暗殺に興味があるあなた、暗殺部に入部してみませんか?
ジャンル
2012年7月から刊行
先の読めない展開
スポンサーは極秘機関
属性:SIG SAUER P226


原点回帰ウォーカーズ
運命をねじ曲げろ! ループする推理もの!
奇人変人があつまる学園でおこる事件を解決する推理ファンタジー!
しっちゃかめっちゃかの物語を作者のすばらしい手腕でまとめあげた快作!
本格推理ラノベです。推理するための材料が物語のなかにすべて用意されていて、読者が推理できるようになっています。
ミステリーラノベを読みたいあなたにおすすめ!
あらすじ
私、足利アキラの幼なじみはかなりのバカだ。高校生になっても世界平和を守るため戦っている。
奇人変人があつまる御伽坂学園では、とくにすぐれた功績をあげた人物に「十哲(じってつ)」という称号を与えている。小説の天才、美術の天才、演劇の天才……そして、幼なじみの山崎章夫はヒーローだ。
ある日、章夫は殺されてしまう。私をかばって。
犯人は黒い鎌のようなものを持って、麻薬を使っている。
私は犯人を、かならず捕まえる!
時間ループものです。章夫はかならず犯人に殺されてしまいます。その運命から救うため、アキラは何回も何回も何回も事件に挑戦します。そのたびに章夫は死にます。
犯人は誰なのか、そして裏でこの運命を操っているらしい「彼ら」とはいったい……?
独特で読みやすい文体から生み出される鬼才のおくるファンタジックなミステリーを、ぜひおたのしみください。
ジャンル
2009年1月から刊行
意外すぎる真相
深崎暮人さんの超美麗イラスト!
属性:女主人公 メタ的 ヒーローとは?


俺が主人公じゃなかった頃の話をする
無自覚系ファンタジーラブコメディ!
「俺は主人公じゃない」。かわいい幼なじみと、甘えん坊な妹と、学校一美少女な許嫁がいるけど、俺は主人公じゃない!
キャラクターの魅力あふれるラノベです。かわいい女の子の出てくる本を読みたいと思う人に絶対おすすめ!
一方で作者の二階堂紘嗣さんは「D-breaker」などシリアスなラノベも書いています。そのため、物語の根本部分はしっかりしたシナリオを描いているのも特徴です。
あらすじ
三柴直道は「物語の主人公になれるほどの特別な人間ではない」と自分では思っていた。
「あたしは魔術師なの」。幼なじみで毎朝いっしょに登校する一条ありすはそう告げる。直道はとんでもなく強力な魔力炉「凶戒原則(ネメシスコア)」を持っていると。
ありすの「魔術師」発言をきっかけに、覚えのない妹スズランがあらわれ、自称許嫁の細雪麻乃が直道を押し倒す。
3人の女の子の話によると、どうやら直道には特別な力があるらしいのだが……?
活発で明るい気持ちにさせてくれる幼なじみ、甘えん坊で積極的な妹、無表情で熱い視線をおくってくる許嫁、などなど。バラエティにとんだヒロインたちと騒がしく命がけのやりとりをするバトルラブコメディ!
すらすら読める物語に読む手がとまらない! つづきの展開が気になる快作です!
ジャンル
2013年6月から刊行
少しミステリー要素がある
ちょっとおたくなヒロイン
属性:スク水 ドM 無表情

