おすすめラノベ紹介
ライトノベル担当者がおすすめの作品をご紹介します!
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」「東雲侑子シリーズ」など
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
推理小説+ライトノベル!
壊れた二人の物語
一度読むと癖になる言葉遊びが特徴!
「電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作」といわれるように、ライトノベルとしては異色の物語です。
あらすじ
小学生の誘拐事件と、連続殺人事件がおこっているある田舎町。
みーくんこと僕は、幼なじみの御園マユ、まーちゃんと再会し同居していた。とても美人さんなまーちゃんは少し壊れているけど、ぼくの大切な人。「あ、そういえば。今度時間があれば、質問してみよう。まーちゃん、キミは何で、あの子達を誘拐したんですか。って」
著者独特の視点があり、それが作品の、みーくんの人生を達観した考え方に活かされています。
ライトノベルとしてはめずらしい実写映画化も話題となりました。
「嘘だけど」というみーくんの口癖が、癖になること間違いなし!
ジャンル
2007年6月から刊行
静かな人気を呼びシリーズ累計130万部
2011年実写映画化
属性:変わり者 ショッキング


東雲侑子は短編小説をあいしている
心に響く恋愛小説
あわくてほろ苦い恋愛小説。等身大の高校生の恋愛を描きます。
主人公の三並英太は何気ない毎日から、少しずつ東雲侑子に惹かれていきます。本が好きで、物静かで、おしゃれな服を持っていないと苦笑いする彼女に惹かれていきます。
あらすじ
東雲侑子はいつも本を読んでいる。図書委員として仕事をしているときも、歩いているときも、授業中にノートを取りながらも、本を読んでいる。やりたいこともなく、部活に所属したくなかった俺は、図書委員になった。
「東雲は短編小説が好きなわけ?」
「まあ、そうかな……?」
「俺は、どうせ読むなら長い話の方がいい、かな」
「私は、そうは思わないから」
心に芽生えた小さな思い。揺れ動く繊細な心を、うまく描写しています。自分の本当の気持ちを伝えられないもどかしさや、主人公の苦悩を描くのがうまい作者です。
高校生の、いましか味わえない気持ちを、体験してみませんか?

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金
ページをめくるワクワク感!
学園冒険ライトノベル!
各所に隠された龍ヶ嬢七々々の遺した宝を探す冒険小説!先の読めない展開に夢中でページをめくってしまいます。
「インディ・ジョーンズ」のような冒険が、巨大な学園を舞台に繰り広げられます。最近では2006年の「轟轟戦隊ボウケンジャー」などが冒険ブームを起こしました。この作品は1980年代後半から90年代にかけての探検ブームをほうふつとします。
あらすじ
八真重護(やまじゅうご)は家を勘当され、人工の学園島へと転校する。破格に安いアパートには幽霊の先客が住んでいた。
幽霊の美少女・龍ヶ嬢七々々(りゅうがじょうななな)に「私を殺した犯人を探してほしいの」と頼まれてしまう。「七々々コレクション」という七々々が世界中から集めてきた財宝が学園には眠っている。
七々々コレクションをめぐる冒険が幕を開ける!
第13回えんため大賞「大賞」を受賞。「吉永さん家のガーゴイル」から8年ぶりに出た大賞作品です。小説発売を前にアニメPVがつくられるなど、積極的なPRが話題になりました。
あなたの予想を裏切る冒険がここに待っています!

犬とハサミは使いよう
見た目は犬、頭脳は人間!
推理系ライトノベル!推理の相棒が元人間の犬という異色作です。
軽快な推理描写が魅力の作品です。伏線の張り方のうまさ、「そういうことだったのか!」と読者をだますのがうまい作者です♪
あらすじ
強盗に殺されてしまった春海和人は、本が読みたい一心で、死の淵からよみがえる。
でも、犬になってしまった!?
和人に強盗から助けられた夏野霧姫(キリヒメ)は、和人の犬語がわかる唯一の人間だった。そして、霧姫は和人が大好きな作家・秋山忍だったのだ。
2人は和人を殺した強盗を見つけるため、推理を始める。
霧姫は黒ずくめのコートが似合い、ハサミを操るドS女です。主人公は、霧姫が強盗に襲われそうになり、かばう形で身代わりになりました。そんな縁から2人の物語は始まります。
犯人を特定するタイプの推理小説はライトノベルでは珍しいです。高度なテクニックを使う推理小説は、ライトノベルには敷居が高いと考えられています。この作品は、そんな推理小説とラノベを、ギャグと設定でうまくつなぎ合わせた快作です!
推理+ライトノベル。いつもと毛色の違うおもしろいライトノベル、読んでみませんか?
ジャンル
2011年2月から刊行
第12回えんため大賞優秀賞
ミステリー系不条理コメディ
属性:犬が恋人 狂人な妹

