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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ほるぷ出版 |
発売年月日 | 2022/08/25 |
JAN | 9784593101894 |
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かわいい子ランキング
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商品レビュー
4.4
17件のお客様レビュー
小6娘あてに選書していただき手元に。 題は一見軽いのだけど、ティーンの学園生活を通しての主題がなかなか深く、思春期女子に非常によい内容だと感じた。 娘は、まだこういう子の感覚わからないなぁ!(よくわからない気持ちを読むのが)難しい と言いながら、短期夢中で読み切って、私にも読んで...
小6娘あてに選書していただき手元に。 題は一見軽いのだけど、ティーンの学園生活を通しての主題がなかなか深く、思春期女子に非常によい内容だと感じた。 娘は、まだこういう子の感覚わからないなぁ!(よくわからない気持ちを読むのが)難しい と言いながら、短期夢中で読み切って、私にも読んでみて(どういう意味だろうと話したかったよう)と勧めてきた。 序盤に登場する主人公が気になっているウォルト・ホイットマンの詩「わたしは大きい、わたしはたくさんのものを含んでいる」日本語で書かれるとちょっと意味わかりにくいが、”I contain multitudes” が元らしい。 ウォルト・ホイットマン「草の葉」より “ Do I contradict myself? Very,well, then I contradict myself, (I am large, I contain multitudes.) “ ここから引用したボブディランの詩が有名。知りませんでした。 元の詩や派生した詩を読んで、また本書を振り返ると、主人公の揺れや変化、それぞれの人物の多面的な部分が一層しっくりくる。
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誰が作ったかわからない「かわいい子」ランキングに振り回される中学生が主人公のYA文学作品です。 そのランキングの1位になったのは、地味なイブ。学年の「リーダー格」で誰もが1位だと思っていたソフィーは2位に甘んじる結果になり、学年全体の「秩序」が乱れます。 ランキングに載ったたこ...
誰が作ったかわからない「かわいい子」ランキングに振り回される中学生が主人公のYA文学作品です。 そのランキングの1位になったのは、地味なイブ。学年の「リーダー格」で誰もが1位だと思っていたソフィーは2位に甘んじる結果になり、学年全体の「秩序」が乱れます。 ランキングに載ったたことでイブは戸惑う一方、ランキングに載らなかったことで転校を考えるほど悩む子がいたり、「ランキングなんか気にしていない」という風を装って傷ついている自分を隠している子がいたりと、その影響は小さくありません。 男子たちが「気が利いている」と勘違いしたコメントで、無自覚に人を傷つけている、ということもしっかりとえがかれています。 ランキングが発表され、周囲の視線が変わったことで、「誰にどうみられるか」ということを意識したイブ。彼女の行動が変化したことは、良いことなのか悪いことなのか。はたまた、彼女は「変わった」のか、変わったように「演じている」のか。 自分自身でも、自分が何者かを100%理解することはできないし、他人がどのような印象を持っているかということを完全に知ることはできません。他人について自分が抱いている印象も、実際にはその人の人となりとはかけ離れているかもしれません。 「ランキングをつける」という行為は(その対象がヒトであれ、物であれ)一つの視点でのみ評価し順位付けをするものであって、ランク付けをしようとしている尺度(や、ランキングを作ろうとしている人の価値観)から外れている、それぞれの魅力については完全に無視しているものである、ということもメッセージとして伝わってきます。 登場人物の大半が女の子ですから、女子は感情移入しやすいのではないかと思います。 逆に、男子にも、自分たちの行動をふり返るきっかけとして(特に、「面白い」と思ってやっている女子への行動の大半が、単なる嫌がらせにすぎない、ということを自覚するきっかけとして)読んで欲しいと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ある日、生徒たちに「かわいい女の子ランキング」が送られてきた え…、なんでわたしが1番なの? わたしが2番?信じられない! なんで…なんで… 女の子には動揺がひろがり、男の子も女の子へのひやかしがひどくなっていく イヴは静かに詩を読むのが好きな女の子、突然1位になり、みんなの視線やメールの嵐に怯えている ソフィーは学校に君臨する女王だ。走ることと数学と、自分のためにメイクをするのが好き。なぜ二位になったのかわからない。 ネッサはイヴの幼なじみで親友。ランキングには名前も入らなかったけど、舞台の上で自分が光っていることを知っている。 3人はランキングをつくった犯人を追いつめるために同盟を組んだ ○3人は自分たちのまわりの変化や、家族との対話から、自分自身の外見について深く考えるようになる 自分は何に心安らぐのか、自分は何者なのか ○男の子たちも“思春期”に振り回されているけど、少しずつ成長していく イヴのお兄ちゃんエイブがかっこいいというかイイヤツ。父ちゃんを越えている。ブロディもがんばれ ○登場人物の家庭環境を含む背景が描かれている。←それぞれの子たちの土台
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