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彼女が最後に見たものは 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/12/07 |
JAN | 9784094070934 |
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彼女が最後に見たものは
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商品レビュー
4.1
239件のお客様レビュー
時間軸と視点を替えながら少しずつ謎が解けていく展開、太田愛さんの犯罪者を思い出しました。 重めのミステリが続いたので、時間を置いてからにしようかと思ったけど、読み始めたら止まらない。
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無駄な登場人物はいなかった。そこまで、繋がってるんだねぇ...と密かに舌を巻いた。個人的には感情移入しやすい点で前作を大きく上回った。女性ホームレス殺人事件と会社員殺人事件。二つの事件は指紋で繋がっていたが、片方の事件は三ツ矢&田所刑事の管轄外であったため捜査は難航する。ミステリ...
無駄な登場人物はいなかった。そこまで、繋がってるんだねぇ...と密かに舌を巻いた。個人的には感情移入しやすい点で前作を大きく上回った。女性ホームレス殺人事件と会社員殺人事件。二つの事件は指紋で繋がっていたが、片方の事件は三ツ矢&田所刑事の管轄外であったため捜査は難航する。ミステリー的には完全にやられた。まんまと作者のミスリードにはまって悔しい。そして特筆すべきは女性ホームレスの博愛精神。結果としては悲しいエンドに胸は痛みまくるが、愛し愛された彼女の生き方は一抹の希望にも感じられた。ラスト1行が効いてる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
三ツ矢&岳斗コンビの、家族の形を問うミステリーその2。 今回もややこしい。 60歳ぐらいのホームレスと思われる女性、松波郁子が空きビルの一階で死んでいた。 その女性の指紋が、千葉の公園内で刺殺された男性、東山義春の殺害現場から検出された。 義春の妻である理沙は、自分が幸せだと見せたい女で浮気もしている。義春は娘のルミナとは血が繋がってないと言い、中学生の娘を襲うようになる。 ルミナは夏休み中に家を出て、万引きをして警察に捕まってからレイプのことを話そうと思ったが、郁子に見つかり郁子の家で暮らすようになる。 そんな中、義春がやってきて義春を刺殺する。郁子はルミナを守るために罪を着てホームレスになる。 郁子の旦那は自転車で走行中に脳梗塞で死んだが、死んだ後トラックドライバーに轢かれる。トラックドライバーの井沢勇介の家庭は崩壊するが、持ち直してきたところで轢き殺した相手の状況を調べて、ホームレスになってて愕然とし、郁子を助ける。 勇介の妻は、息子も引きこもるし勇介は上手く行ってるみたいで気に食わない。勇介を尾行するとホームレス女性の郁子と空きビルの屋上でパーティをしているのを見つけ、衝動的に郁子を殺す。 その後、自分の家に火を放ち息子ともども焼け死のうとする。 家族の関係って難しいなと感じた。 ーーーー 「ネイティブアメリカンの教えに、あなたが生まれたときはまわりの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って、まわりの人が泣くような人生を送りなさい。という言葉がある
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