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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/11/05 |
JAN | 9784022650177 |
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商品レビュー
3.8
72件のお客様レビュー
発売当初、すごく読みたかった本。やっと読めた。 瀬戸内寂聴と不倫していた相手の男、その娘が井上荒野さんとのことで、その不倫関係を描いてあると知っていったいどんなドロドロとしたものが書かれてるんだろう…と思ったけど、そんなことはなかった。 寂聴モデルのみはる目線と、妻の笙子目線で交...
発売当初、すごく読みたかった本。やっと読めた。 瀬戸内寂聴と不倫していた相手の男、その娘が井上荒野さんとのことで、その不倫関係を描いてあると知っていったいどんなドロドロとしたものが書かれてるんだろう…と思ったけど、そんなことはなかった。 寂聴モデルのみはる目線と、妻の笙子目線で交互に語られる篤郎はどうしようもない女誑しの嘘つき。 それでもみはるにも妻にも愛されていたんだな。 不倫テーマだし幸せなシーンはないけれども、読み終わった時少し切なく、彼らが愛おしくもあった。
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一人の男を巡って妻と愛人の視点からその生涯を描いた作品で主要な登場人物の誰にも感情移入や共感できないけれど興味深く読み進められた これが実話を元ネタにしていて、描いているのがその娘で、愛人がこれを絶賛してとかもう色々ぶっ飛んでる
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善き。 やっと読めた。映画になった時からの積読… 瀬戸内寂聴と井上荒野のチチ、井上光晴とその妻、1人の男を巡る女達の生涯の物語。 実話?とも、小説?とも言われ、どちらで読んでも深い。娘の立場で取材し文章にし、そして解説でもあったが、そうやって初めて小説家はそのテーマとの訣別がで...
善き。 やっと読めた。映画になった時からの積読… 瀬戸内寂聴と井上荒野のチチ、井上光晴とその妻、1人の男を巡る女達の生涯の物語。 実話?とも、小説?とも言われ、どちらで読んでも深い。娘の立場で取材し文章にし、そして解説でもあったが、そうやって初めて小説家はそのテーマとの訣別ができるのではないだろうか…と。 なんともダメ男に思えるが、常に女が周りにいるオス。どこまでも男な父と同じ職業になり、父もそれを喜びながらも病魔に襲われて亡くなる。人間らしく生きた、昭和の時代だな、とも思わされる。 ドロドロした内容だが、清々しさも感じる文章で、他作も読んでいきたい。
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