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建築の難問 新しい凡庸さのために

内藤廣(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2021/07/20
JAN 9784622089797

建築の難問

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商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2023/05/24

p.224 凡庸さから逃れるための小さな差異 答えを見つけることではなく問い続けることが目的のInfinite Game;雑談に近い行為

Posted by ブクログ

2022/05/07

大好きな内藤廣さんの本。自分が小学生のときに、自宅の建て替えということがあって、その際に、僕はミサワホームのプレハブがいいって言ったんだけど、その案は採用されなかった。プレハブって言葉のちょっと未来な感じへの憧れとか、モジュール構造への憧れみたいなのはこのころに培われたのかもしれ...

大好きな内藤廣さんの本。自分が小学生のときに、自宅の建て替えということがあって、その際に、僕はミサワホームのプレハブがいいって言ったんだけど、その案は採用されなかった。プレハブって言葉のちょっと未来な感じへの憧れとか、モジュール構造への憧れみたいなのはこのころに培われたのかもしれない。レトロフューチャー的な(古!)未来の人間が住むのはこんなところなんだ。というイメージ。内藤さんがそこに切り込んでいるところが面白かった。日本のプレハブはすげえいいんだけど、クローズドシステムとなって、しかもプレハブによるコストダウンが全部住宅メーカー側に行っちゃったのがまずい。みたいな論評とか。あとは、建築家は意思と重力、公と私をつなぐ特権的な位置なんだみたいな話だとか。東大の都市工学は結構安保の中心だったとか。そうか、バウハウスとか、そういう尖った感じで都市工学と左翼が結びついてへんな方向に行っちゃったりしたのかも。そしてそこには磯崎新のアジテーションとかが絡んでたりするのかも。東京オリンピックってのが、やっぱあのころの中心だったんだろうねえ。なんてことを思う。

Posted by ブクログ

2021/09/19

好きだなぁと思う箇所もあれば、なんだかなぁと思う箇所もあり。 たとえば、相変わらず小難しい、観念的な話を志向していたり、それを(そういうものだと)譲らない感じさえもあったりする。「不親切な本です」なんて言わないでほしい。 あるいはまた、やはり相変わらず二項対立を持ち出して自身の側...

好きだなぁと思う箇所もあれば、なんだかなぁと思う箇所もあり。 たとえば、相変わらず小難しい、観念的な話を志向していたり、それを(そういうものだと)譲らない感じさえもあったりする。「不親切な本です」なんて言わないでほしい。 あるいはまた、やはり相変わらず二項対立を持ち出して自身の側を正当化したり、 (建築界は置いておいて)政治や官僚の批判をしたり。。。ザハの案の撤回なんて政治のせいというよりは建築界のだらしなさのせいでしょうという気もするし、復興だって、官僚は何も考えていなくて(予算執行と法律順守しかできないときいて唖然とした)自分たちしかできないと言いたげで薄気味悪い。 (渋谷駅や復興公園のことで語られている、委員をやっていた立場から急にプロジェクトの受注にまわるというプロセスも、気持ちよくはないよなぁ・・・) 歳をとったからという面もあろうが、ただとりとめのない雑談をしているようにもきこえるなぁ。 一方で、性悪説に基づく「契約関係」ではなく、(「和解」と内容はよんでいるが)人と人の関係とか、利他を――キリスト教や内村鑑三や、山形の本間利雄や、あるいは國島教授が土木の美徳として語ったのを持ち出したように――志向する様子は、我が意をえたりという感覚だった。 人々に愛されること、むかしかたあったような気がすると言われるのを好む姿も、少し新鮮だけど、嬉しい感覚(本当はすべてがすべて愛されている訳でもないのかもしれないが)。 建築による(敷地をこえた=リーディングプロジェクトとしての)良い波及効果とか、建築や土木や都市の連携といった普遍的な不変的なテーマも共感。そういう意味では、読んでよかった。 土木は五十年、百年先を考えて作らなければならない(ということは、世界の進み方を考えると、その二倍とかあるいは千年前のことを創造しなければならない)というのにはハッとした。 また、ハードだけでは自然災害には対処できないから流域管理も必要というのを、東日本の経験のなかから語られていて、やはりだからこそ東北にそういう考え方の下地があるということかもなと思った。 あと、アアルトのマイレア邸はやはりいつか行きたい。

Posted by ブクログ

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