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首の鎖 講談社文庫

宮西真冬(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2021/06/15
JAN 9784065237694

首の鎖

¥330

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/02/21

宮西真冬2冊目。 「誰かが見ている」とはまた全然違う読了感。 ほんの一筋の光が見える終わり方なのかもしれないけど、物語が終わっても、彼女の人生がまだまだ続くと思うとずーんってなる。 登場人物みんな嫌な奴だな

Posted by ブクログ

2021/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

頁を開けばいきなり情事の描写。しかも言い方が悪いですが、三文小説的な雰囲気も感じてしまい、メフィスト賞受賞作家っぽくないなぁと思いながら読み始めたら、介護の様子にこのうえなく凹む。しかしそれほどえげつない書き方ではないのが救い。 娘を介護要員としてしか見ていない家族。いなくなると困るから、陰で娘の幸せを壊そうと図っている。もうこんな家族のことなんか放っておけばいいのに、娘はそうはできません。やっと巡り会えた相手は妻からのDVに遭っているという悲惨極まりないふたりです。 感情移入はしにくいけれど、この状況が好転する日は来るのだろうかと一気に読まされました。はい、決して三文小説などではありません。 首の鎖はちゃんと外れますか。

Posted by ブクログ

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