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さくららら
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さくららら
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
8歳10ヶ月の娘 5歳10ヶ月の息子に読み聞かせ さくらの写真がどれも素敵 青空に桜はほんと最高やな 小さい桜の木もいいね いつもみてる桜とは一味違う景色
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北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物た...
北海道の湖畔、小さなチシマザクラの木は、春が来ても、他の花が咲いても、まだまだつぼみのまま。 森の写真家、小寺さんの5冊目の写真絵本です。今回は文章を升井さんが描かれていて、いつもの小寺さんの絵本とちょっと違うテイストに仕上がっています。小寺さんは森の風景やそこに生きる生き物たちをテーマに写真絵本をつくってきて、その体裁は子ども向け、あるいは親子で楽しむものを想定している、ように見えますが、実はとても深いメッセージが込められていて、そのメッセージはむしろ子どもの後ろにいる大人たちに向けられているのではないかといつも思っています。 いろんないのちが寄り集まって、支え合って森という共同体が存在できるように、人間もいろんな人がいるから成り立っている。いくら人と違っても、人よりペースが遅くてもいいんだよ、あなたは大切な世界の一員なんだよ、というメッセージを、小寺さんは森の風景を通じて、いつもとても優しく綿毛のように柔らかく手渡してくれます。 今回の升井さんの文章は、小寺さんの優しさに加えてどれほど人と違っても自分が自分であることを肯定する、ちょっとの力強さが加わっているように思えました。背中をポンっと叩いてくれるようなその力強さで、あなたはあなたでいいんだと、全力で肯定されると疲れたおじさんの涙腺はあっさり崩壊します。 序破急の構成も上手で最後に置いたセリフの重さも絶妙でした。テーマとしてはレオ・レオニのスイミーとかフレデリックに通じるのではないかと思う名作です。
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4月だというのに雪におおわれている北海道。 この、「4月だというのに」もすでに私の先入観。 こんなのさくらじゃない、という声も聞こえそう。 だれになんといわれようと 「おそくたって これがわたし ちいさくたって これがわたし」 子どもの成長に一喜一憂していたころを思い...
4月だというのに雪におおわれている北海道。 この、「4月だというのに」もすでに私の先入観。 こんなのさくらじゃない、という声も聞こえそう。 だれになんといわれようと 「おそくたって これがわたし ちいさくたって これがわたし」 子どもの成長に一喜一憂していたころを思い出す。 新米ママさんパパさんに、子どもと一緒に読んでほしいと思います。
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