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数学ガールの秘密ノート 確率の冒険

結城浩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2020/11/21
JAN 9784815606039

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商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2022/06/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「全体は何か?」を常に考え続ける。 率って言葉が出ると 全体は何かを考える、 数で表すとどうなるかを考える どういう計算でその率になったのかを考える 率って言葉があまりにも日常にありふれているけど 気にしないでいると、言葉に惑わされそうになりますし、 もしかしたら既に惑わされていることもあるかもしれません。 数字は嘘を言っているわけではないのに、 見える数字から惑わされます。 だからこそ、 率と数をいったりきたりしながら 全体を見つめる。 くじ引きの最初に引く人と最後に引く人の当たる確率の違い。 順番で確率が変わらないことは知っているのに、印象がもつ力の強く 最後に引く人からクレームがあったので< 学生時代にみんなを説得するために 引く順番を決めるくじを作ったことを思い出しました。 数学だけで割り切れなかった思い出の一つ。 確率ではないのに、率がよく使われるのが割合を思い出し、 似た様に感じるのに、少し違うのに 昔の数学の学び方として「確率・統計」という一つの教科書があったんですよね 小学校の頃の食塩水の世界からずっと使われ続けた言葉が割合 今までの事実を積み上げたのが統計 似た様だけど 少し違う世界だけど、 全体をつかみたくて 少しだけ先を計算したくて 未知を目指す、 確率は冒険ですね

Posted by ブクログ

2021/12/25

完全文系なのですが、途中まではメモをかきかきいい感じでした。 ですが、5章未完のゲームあたりから急に数式ばかりになり『いつものアレルギー』が出てしまい頓挫しました。 4章まででもじゅうぶんためになったのですが、急坂になって『ああ、入門書の後半にあるいつものパターンか、、』と心が折...

完全文系なのですが、途中まではメモをかきかきいい感じでした。 ですが、5章未完のゲームあたりから急に数式ばかりになり『いつものアレルギー』が出てしまい頓挫しました。 4章まででもじゅうぶんためになったのですが、急坂になって『ああ、入門書の後半にあるいつものパターンか、、』と心が折れました。 ただ、内容と筆致はとても取っつきやすく楽しく読み進められました。

Posted by ブクログ

2021/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 数学ガールの秘密ノート場合の数の本と並行して読み進めて、確率の冒険も読み終わりました。コインを投げて表・裏のどちらが出るか?というシンプルな試行についてよくよく考えると確率の難しさと面白さがわかってきます。あまり深く考えずにいるときの確率と、「全体は何か」をしっかり把握した状態での確率は全く違うものであるかのようです。  条件付き確率を説明した章において全体(全事象)が何かをしっかり把握することの大事さを知った上で、終章で「未完のゲーム」に挑みます。 Aさん、Bさんがコインを繰り返し投げて表が出たらAさんに1点、裏が出たらBさんに1点が入ります。先に3点先取したほうが勝ちというルールにおいて、Aさんが1点、Bさんが1点を取得した段階でゲームを中断しました。このとき3点先取したときに得られる報酬があった場合、どのように分け合えばよいと考えられるでしょうか? (これと似た問題をギャンブラーだったシュヴァリエ・ド・メレが考えたとされており、パスカルに相談したそうです。さらにパスカルはフェルマーに相談したともいわれ、確率の考え方が必要であるという進展につながっていったという経緯があるそうです。) このシンプルな問いから、確率の奥深い世界にいざなわれます。日常生きている分には、1点ずつ取得しているのだから、報酬は半分ずつでよいだろうと結論づけることになると思います。しかし、これが例えばAさんが2点取得、Bさんが1点取得している場合はどう考えたらよいでしょうか?報酬を2:1でわけることは公平でしょうか? あるいはAさんが100点先取、Bさんが80点先取で勝ちというルールだった場合はどうでしょうか?様々なルールや状況に応じて何が公平なのか示すことはとても難しくなっていきます。 ここでは少ない回数(2回先取で勝ち、3回先取で勝ち)から試行して、見出すことのできるパターンから一般的なルールを見つけ出します。漸化式を使った考え方でn回試行したときのAさん、Bさんが勝つ確率を見出していくのです。その中で「あと何回表が出たらAさんが勝つか(逆にあと何回裏が出たらBさんが勝つか)」を関数で表していくことになりますが、漸化式を適用するなかで「あと-1回表が出たらAさんが勝つ」といった現実的には起こりえない計算式も導かれてしまいます。ここでミルカさん、僕、テトラちゃんは「Aさんが勝ってもコインを投げ続けること」を「あと-1回表が出たらAさんが勝つ」ことと同義であることを見事に見出し、式を拡張して漸化式を完成させます。 この物語の面白いところはコインを投げるという現実の試行と数式の導出という論理的な世界における思考をいったりきたりするところにあります。数式は突然導き出せるものではなく、現実世界の試行の結果見出せるものであり、逆に現実世界での限りない回数の試行は論理的な世界における思考や数式によって表現することができるのです。

Posted by ブクログ

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