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砂戦争 知られざる資源争奪戦 角川新書

石弘之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/11/10
JAN 9784040823638

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商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2024/02/25

仕事関連で読了。 砂を希少と捉えたことはなく、また偏在性も低い資源と認識していたが、本書を通じ時に主導権を巡り戦闘が勃発するほど、希少性の高い商材であると認識を改めた(砂漠には大量の砂があるが、砂漠の砂は細か過ぎて建築に使えない)。 特に印象的であったのは、シンガポールの経済成長...

仕事関連で読了。 砂を希少と捉えたことはなく、また偏在性も低い資源と認識していたが、本書を通じ時に主導権を巡り戦闘が勃発するほど、希少性の高い商材であると認識を改めた(砂漠には大量の砂があるが、砂漠の砂は細か過ぎて建築に使えない)。 特に印象的であったのは、シンガポールの経済成長(伴いコンクリート/骨材としての砂の使用)の背景には、インドネシア、カンボジアなどの近隣国からの輸入があったということ。そして最終的には彼らも禁輸に至ったという点が面白い。 革新的な技術開発がなければ、暫く砂は希少資源としてその地位を維持すると想定されるため、引き続き注視していきたい商材の1つ。

Posted by ブクログ

2023/11/11

 人口の増加と都市化により、コンクリートの需要がますます増加する。しかし、その裏で、各国が砂資源をめぐって争っている。砂と聞くと、中東やアフリカの砂漠を思い浮かべるが、実は、そこで得られる砂は、セメントと混ぜるのに、砂の粒が細かい、つまり、コンクリートに適していないのである。ゆえ...

 人口の増加と都市化により、コンクリートの需要がますます増加する。しかし、その裏で、各国が砂資源をめぐって争っている。砂と聞くと、中東やアフリカの砂漠を思い浮かべるが、実は、そこで得られる砂は、セメントと混ぜるのに、砂の粒が細かい、つまり、コンクリートに適していないのである。ゆえに、砂資源は、想像以上に限られている。コンクリートのみならず、コンピュータや半導体など、現代の生活を支える重要資源である。

Posted by ブクログ

2023/06/18

コンクリートを作る原料として必須の砂を巡る世界的な奪い合いやそれにまつわる犯罪などを解説している。砂と言えば砂漠化の進行を防ぐ話題しか思い付かなかったが、資源としての砂の奪い合いが起きているとは思わず、なかなか衝撃を受けた。ちなみに砂漠の砂では角が取れ過ぎていてコンクリートの材料...

コンクリートを作る原料として必須の砂を巡る世界的な奪い合いやそれにまつわる犯罪などを解説している。砂と言えば砂漠化の進行を防ぐ話題しか思い付かなかったが、資源としての砂の奪い合いが起きているとは思わず、なかなか衝撃を受けた。ちなみに砂漠の砂では角が取れ過ぎていてコンクリートの材料にはなれず、形が色々な砂でないと使えないらしい。 特に衝撃だったのは、「砂マフィア」の存在や、砂の輸出入とその制限が各国で発生していること。本書のタイトルそのままに、砂の違法売買と政治家や警察まで取り込んだマフィアの暗躍、それを糾弾する人達の暗殺など、砂はもはや貴重な資源であり、利権や犯罪の温床にさえなっていることだ。 締め括りは砂に限らず、人類が様々な資源をここ数十年で一気に使い込んでいることへの警鐘を鳴らしている。本書を書いた時点で筆者は80歳。今後の世代のことを深く心配している。

Posted by ブクログ

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