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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/10/07 |
JAN | 9784167915742 |
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
高田郁氏の『金と銀』シリーズも、ひたむきに、仕事を成功していく話であったけど、この本も、そのような話のようで、手にした。 家業が、艾屋というのも、今まで時代小説で読んだ事の無い職業。 養子にしてくれた両親の艾屋を継ぐ事になった文吉。 後を継ぐにも、薬問屋の奉公人で、薄給であった...
高田郁氏の『金と銀』シリーズも、ひたむきに、仕事を成功していく話であったけど、この本も、そのような話のようで、手にした。 家業が、艾屋というのも、今まで時代小説で読んだ事の無い職業。 養子にしてくれた両親の艾屋を継ぐ事になった文吉。 後を継ぐにも、薬問屋の奉公人で、薄給であったので、預金もなく、家業、10両を越す借金だらけ! どう返済して行くのか? 借りるアテも無い。 借りるアテが、出来たのだが、それは、命と引き換えの約定。 前にしか進めない文吉。 そんな中 人助けで知り合った蘭方医の作った新薬を、売り出す事になるのだが…… 周りの薬問屋達が、行くてを阻む。 特許権というのが、この時代には無かったのだろうか? 売り込んだのに、同じ名前を使われて1日早く売り出した薬問屋。 歯ぎしりしてもどうにもならない。 名前を変更して売り出して行くけど、返済までに間に合うのだろうか? そして、無頼漢に襲われる文吉。 本当に 借金もだけど、同じ職種の者からの嫌がらせが、汚い手を使って来る。 何か途中切れしてしまった感があり、次の続編を読まなくてはと、思っている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大火で5歳で両親を亡くし、遠縁を転々とした後、養父母に引き取られ、11歳で奉公に出て5年、養父が借金を抱えたまま亡くなる波乱万丈さ 家業のもぐさ売りを始めるけれど、なかなか上手くいかず妨害もあってと冷ややかな1巻 千野先生にしては物語も主人公も淡々と進んで手応えがなく、最初は違和感が凄い 諦めと理詰め志向が極まって喜怒哀楽がほぼ無い文吉 残された養母と生きて行く事に全神経が注がれているので、それが必然なのかな、と感じます 今後、彼の感情と態度に熱が篭るのか楽しみです
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202206/シリーズ1~4巻まとめて。商人モノで、危機→解決→危機…というわかりやすい展開で面白く読めた。ただ、主人公文吉は頑張っていないわけじゃないしいいやつではあるんだけどちょっと必死感が薄いというか、すぐ人に頼り過ぎじゃない?すごいのはアドバイスくれる周囲の人達で。基本的...
202206/シリーズ1~4巻まとめて。商人モノで、危機→解決→危機…というわかりやすい展開で面白く読めた。ただ、主人公文吉は頑張っていないわけじゃないしいいやつではあるんだけどちょっと必死感が薄いというか、すぐ人に頼り過ぎじゃない?すごいのはアドバイスくれる周囲の人達で。基本的に、飛び込みの聞き込みでみんなすぐペラペラ話してくれるので、それで色々わかり物事が進むという展開の仕方も物足りない。
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