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銀閣の人

門井慶喜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/09/02
JAN 9784041072356

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銀閣の人

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商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2023/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公は、足利義満の孫、義教の次男に当たる、足利義政。 くじ引き将軍の父親がやらかして殺された後、後継の兄が夭折し、とことん弱体化した幕府を押し付けられた義政。少々奮闘してもどうにもならず、政務を投げ出したくなったのは分かる。分かるけど、女房に丸投げして道楽三昧って、一家の主としてもどうよ…。富子、気の毒。っつーか偉い。 銭ゲバ富子は色んな作品で散見するが、義政との息子・義尚の酒豪っぷりは半端ない。"酒みずく"って言葉、初めて知った。 ま、これだけ読んだら銀閣の実物、いつかは見に行かなきゃね。

Posted by ブクログ

2023/06/13

最終章の「銀閣の人」、圧巻。 銀閣寺の東求堂同仁斎の畳敷き、襖、戸障子、違い棚、書院…というという書院造りの様式自体が、茶室や居間として小変化を経ながら受け継がれ、今の和室に繋がっている。便利だから。日本中の人が和室を使ってる、いわば「銀閣の人」になった。 その意味で義政は、後...

最終章の「銀閣の人」、圧巻。 銀閣寺の東求堂同仁斎の畳敷き、襖、戸障子、違い棚、書院…というという書院造りの様式自体が、茶室や居間として小変化を経ながら受け継がれ、今の和室に繋がっている。便利だから。日本中の人が和室を使ってる、いわば「銀閣の人」になった。 その意味で義政は、後世を支配し歴史に名を残した。 足利義政は、同仁斎を作ることによって、普遍・典型・至純を示したことになる。和室を見ても、銀閣だね!とは思わない、当たり前になったから。 同仁斎を作るに当たっての思想についてはここには書かないけど、もう一回読みたいと思う。侘びは孤独、さびは時の移り。 奥さんの日野富子悲しいなぁ。

Posted by ブクログ

2023/03/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

室町時代は他の時代に比べてわかりにくい気がするのは私だけであろうか。戦国時代ということでくくれば、いろいろと作品があって読み慣れているのだが、たいていは東北や北陸、東海を舞台にした「京都」を目指す戦いが描かれている。京都そのものは足利将軍家の足腰が脆弱になっているせいか、数え切れぬほどの人名が飛び交う。関係も複雑で、誰が誰なのかわからなくなり、私の場合、いつも途中で投げ出したくなる。この作品は、わかりにくさの始まりの応仁の乱のきかけともなった足利義政が建立した銀閣寺にまつわるお話にしぼられている。

Posted by ブクログ

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