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短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100

千葉聡(編者), 佐藤りえ(絵)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/08/05
JAN 9784065209295

短歌研究ジュニア はじめて出会う短歌100

¥550

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2024/03/23

小中学生向けの短歌の入門書ですね。 編者は千葉聡さん(1968年生まれ)歌人。 絵と編集協力は佐藤えりさん(1973年生まれ)歌人。造本作家。 コラム・編集協力は佐藤弓生さん(1964年生まれ)歌人。 コラム・編集協力・解説は寺井龍哉さん(1992年生まれ)歌人。文芸評論家。 『...

小中学生向けの短歌の入門書ですね。 編者は千葉聡さん(1968年生まれ)歌人。 絵と編集協力は佐藤えりさん(1973年生まれ)歌人。造本作家。 コラム・編集協力は佐藤弓生さん(1964年生まれ)歌人。 コラム・編集協力・解説は寺井龍哉さん(1992年生まれ)歌人。文芸評論家。 『万葉集から現代短歌までの名歌だけでなく、短歌定型とは何かをより深く考えていたただくために、短歌に近いジャンルである歌謡や琉歌などもとりあげました。』ということで百首紹介されています。 一頁に一首づつ次の順番で解説されています。 ①歌が詠まれた時代 ②短歌 詠み人(本の題名) ③歌の説明 ④作者の紹介やことばの説明 ⑤ちょっとひと言 馴染みやすく、勿論小中学生向けですから分かりやすい歌が紹介されています。 高校生以上でも、短歌に親しむ手だてとなるようにとの思いで製作されていますから、短歌への道しるべになる本ですね。 私も楽しく短歌にふれ合いました。

Posted by ブクログ

2024/03/11

#千葉聡 奈良時代の万葉歌人から現代の歌人まで小中学生向けに編集されたベスト盤短歌集。大人でも読みごたえがある。 恋愛や家族を詠った歌、季節、社会詠、生活など、様々なテーマで分類、1ページに一首、歌が詠まれた時代が端にあり、歌の説明と作者の紹介やことばの説明、一言が添えられて歌の...

#千葉聡 奈良時代の万葉歌人から現代の歌人まで小中学生向けに編集されたベスト盤短歌集。大人でも読みごたえがある。 恋愛や家族を詠った歌、季節、社会詠、生活など、様々なテーマで分類、1ページに一首、歌が詠まれた時代が端にあり、歌の説明と作者の紹介やことばの説明、一言が添えられて歌の理解がしやすい。 コラム欄に、「近くの公園へ出かけるようなときでも、短歌作りの取材をするつもりでメモをとってみると、ものの見かたがきっと変わる」というのはとても良さそう。 メモの例:友達と ブランコをこぐ 空が近い などを書き留め、情景にピントを合わせて、形を整え言葉を足したり引いたりするというアドバイスが具体的ですぐにできそう。 特に惹かれた歌を抜粋 君待つと我が恋ひ居れば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く(額田王) プリントを後ろに回すときにだけ吾に伸べられる指先白し(寺井龍哉) 春だねと言えば名前を呼ばれたと思った犬が聞か寄ってくる(服部真里子) 一つ残しボタンをはづすポロシャツは夏の領域増やしゐるなり(佐藤モニカ) 広やかな秋のこころよ何という鳥の声かと見上げる空の(松村由利子) 春の園紅にほふ桃の花照る道に出で立つをとめ(大伴家持) 雨激しくそそぐ摩文仁の岡の辺に傷つきしものあまりに多く(美智子皇后) 影だって踏まれたからには痛かろう しかし黙っている影として(笹井宏之) かへりみちひとりラーメン食ふことをたのしみとして君とわかれき(大松達知)

Posted by ブクログ

2024/02/23

君が行(ゆ)く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もが  万葉集 奈良 なんとなく君に待たるるここちして出(い)でし花野の夕月夜(ゆうづくよ)かな 与謝野晶子 明治 思ひつつ寝れば人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを あの人を愛おしく思って寝たから夢に出てきたのだろうか...

君が行(ゆ)く道の長手を繰り畳ね焼き滅ぼさむ天の火もが  万葉集 奈良 なんとなく君に待たるるここちして出(い)でし花野の夕月夜(ゆうづくよ)かな 与謝野晶子 明治 思ひつつ寝れば人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを あの人を愛おしく思って寝たから夢に出てきたのだろうか、夢だとわかっていたら目を覚まさなかったでしょう  古今和歌集 小野小町美女 平安 君待つと我が恋ひ(い)居(お)れば我が屋戸のすだれ動かし秋の風吹く 万葉集 額田王 思いでの一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ  俵万智 サラダ記念日 人はいさ心も知らずふるさとははなぞ昔の香ににほいける 紀貫之 春だねと言えば名前を呼ばれたと思った犬が近寄ってくる  服部麻里子 行け荒野と フォルテとは遠く離れてゆく友に「またね」と叫ぶくらいの強さ 千葉聡

Posted by ブクログ

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