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アフリカ出身サコ学長、日本を語る

ウスビ・サコ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/07/20
JAN 9784023318809

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商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2022/06/29

webに掲載されたインタビュー記事などを読んで興味を持っていたウスビ・サコさんの著作を図書室で見つけて借り出し。ざっくばらんな語り口で大変読みやすかったです。生まれ故郷のマリでの生活から中国と日本への留学、伴侶との出会いと結婚に子育て、その過程でいろいろ衝突したり理解してもらえな...

webに掲載されたインタビュー記事などを読んで興味を持っていたウスビ・サコさんの著作を図書室で見つけて借り出し。ざっくばらんな語り口で大変読みやすかったです。生まれ故郷のマリでの生活から中国と日本への留学、伴侶との出会いと結婚に子育て、その過程でいろいろ衝突したり理解してもらえなかったりしながらも自分を殺して周りに合わせたりせずに信念をもって努力するうちに相手にもその様子が伝わって和解し良好な関係を築いてきたことなどが、生き生きと明るい調子で綴られています。マリに居た頃から学校ではフランス式の教育制度と価値観の中で過ごし、家に戻ればマリの部族の言葉を話し文化の中で育つという、異なる価値観を行き来するような少年時代だったというのが印象深かったです。後半部分は日本の教育制度や組織の文化、人間関係の在り方について、サコさんから見ておかしいんじゃないの?ということをズバズバと書いてくれてあり、耳が痛いながらも、そうだよねと共感するばかりでした。共感しつつ、ではどうしたら良い部分を失わずに開かれた方へ向かって変わっていけるのかということに思いを馳せながら思考停止になりながらも、やはり内側だけを見ていてはダメで、内側のことは大事にしながらも外へ向かう窓のようなものを開けて、風通しを良くするようにするしかないのでは、と思ったりしました。大変興味深く読了。すぐ読めます。

Posted by ブクログ

2022/03/20

京都精華大学学長のウスビ・サコ氏の来歴と主に教育や大学についての考え。外国人から見た世界を知ることで自分たちが持つ暗黙の前提に気づきやすくなる。暗黙の前提はコモンセンスであり,それがなりたつ世界なら不自由はない。しかし,その前提ありきで社会が悪くなる(個人レベルで幸福度が下がる)...

京都精華大学学長のウスビ・サコ氏の来歴と主に教育や大学についての考え。外国人から見た世界を知ることで自分たちが持つ暗黙の前提に気づきやすくなる。暗黙の前提はコモンセンスであり,それがなりたつ世界なら不自由はない。しかし,その前提ありきで社会が悪くなる(個人レベルで幸福度が下がる)のなら前提を疑う姿勢を持つ必要がある。平時には前提はゆるがないので,平時が乱れたときがチャンスであり,それを見極めることが時流に乗ることにつながる。時流に乗れなくても,結局は収まるべき所におさまっていくので,今までの何かを変えようとする動きも結局は流されているだけとも言える。流れに乗っているか流されているか,流れの中にいる本人が苦しいか苦しくないかの違いかもしれぬ。

Posted by ブクログ

2021/08/10

サコ氏は、京都精華大学の学長。 アフリカのマリ出身。 自分自身の半生と学長になった経緯から日本の教育の問題点や提言まて、彼の教育に対する考え方がとても明確で共感できることが多かった。 日本の教育の問題点は、画一的なものであり窮屈な感じで、子供の個性を封じるようなもの。 日本人自身...

サコ氏は、京都精華大学の学長。 アフリカのマリ出身。 自分自身の半生と学長になった経緯から日本の教育の問題点や提言まて、彼の教育に対する考え方がとても明確で共感できることが多かった。 日本の教育の問題点は、画一的なものであり窮屈な感じで、子供の個性を封じるようなもの。 日本人自身は気付いていないが、多様な文化の中で育った著者にはそれがよく分かる。 日本人は、親たちが受けてきた教育を、子供にも当然の教育として強いるが、そもそもその教育制度は本当に現代社会にマッチしたものなのか、昔ながらのこの制度で育って社会人になっていけるのか、著者は疑問に思うことがあるようだ。 声を上げるだけでなく行動することが大事。 著者はこれを実践している。 素晴らしい考え方の持ち主なので、彼の今後の行動にも注目してみたいと思う。

Posted by ブクログ

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