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骨を弔う 小学館文庫

宇佐美まこと(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/06/05
JAN 9784094067811

骨を弔う

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商品レビュー

3.6

19件のお客様レビュー

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2024/05/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

そんなにページ数が無かったからサクサク読めるかなーと軽い気持ちで読み始めたら内容がどれもこれも重くてなかなか進まない…。途中で何度か諦めようかなと思ったが頑張って読み終えた。 うーん…。コナンくんみたいな小学生だったのかな?あんまり小学生が得た知識であれこれ大人に死体処理させてる絵が浮かばない。 結末は残りのページ数を考えると何かどんでん返し的なのがあるんだろうなと思ったけどここになるのか!っと素直に驚いた。だから最初から宇佐美まことってしつこいくらい出てきてたのね。これ架空の小説家さんの方がわたし的にはよかったな…。 宇佐美さんを褒めてる部分とか自分でこれ書いてるんだよね…?ってなり素直に話に入っていけなかった。

Posted by ブクログ

2024/04/21

増水で土が抉られた堤防の土中から、謎の骨格標本が発見されたというニュースを見た豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。だが、それは記事の発掘場所とは異なっていた。 あれは本当に骨格標本だったのか。そんな思いを抱いた豊は、今は都内で勤務する哲平に...

増水で土が抉られた堤防の土中から、謎の骨格標本が発見されたというニュースを見た豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。だが、それは記事の発掘場所とは異なっていた。 あれは本当に骨格標本だったのか。そんな思いを抱いた豊は、今は都内で勤務する哲平に会いに行くことに。 あの日、俺たちは本当は何を埋めたんだろう。 横暴な教師へのいたずらのため、骨格標本を隠して埋めた小学生時代の思い出。それから数十年後、目にしたニュースをきっかけにその日の真実を明かそうとするミステリー小説です。 小学生って、大人からみると本当に子どもに見えるけど、時々大人もハッとするようなことを理解していたりしますよね。 ミステリーとしての大まかな展開だけを考えると、結末は予想できなくもないのですが、ヒューマンドラマ的な側面が非常に強く、それぞれ夫婦関係、親子関係の悩みや東日本大震災での被災など、停滞し、囚われている不幸で不自由な現実から、事件の調査をきっかけに途絶えていた縁が復活し、苦難を克服して少しずつ前向きに歩きだしていく。事件の根幹や事情は重く、ですがそんな暗い中にも、読後感悪すぎず明るい希望が見えるようなお話でした。

Posted by ブクログ

2024/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人それぞれに秘密があって、罪があって そんなことを改めて思い知ることができた小説だった。 物語の根幹の謎や各章での出来事は、なかなか重い内容なのに、ラストの展開で清々しい気持ちにさせてくれた やっぱり豊のお父さんが京香の離婚に一役買ったところはスカッとした それまで作中で豊からみたら腫れ物的な扱いで、読者的にも今後の物語に関わってくることもないんだろうなと思ってたら、ちゃんと活躍の場があって、豊の物語の一つの終着になった所がよかった。 ラストの展開はリアルさはないけど、「奇跡って時々起こるよな」というセリフがそのままラストになったなといった感じで綺麗な終わり方だった 人生の悲惨さと人の醜さを読みながらずっと感じていたのに、読了後のこの清々しさは、このラストのおかげだと思う。

Posted by ブクログ

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