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嵐の前の静けさ どくだみちゃんとふしばな 4 幻冬舎文庫

吉本ばなな(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2020/05/20
JAN 9784344429833

嵐の前の静けさ

¥220

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2022/01/16

全編通して、人はいつか死ぬんだから、いま美味しいものを食べて、大切な人との時間を大切に過ごそうとか、病気になったって全部が全部悲しいわけじゃないとか、そんなメッセージ。 ひとつひとつを噛み締めながら読んだ。 自分にも大切な人や家族がいて、大切に思えばおもうほど、失うことが怖くな...

全編通して、人はいつか死ぬんだから、いま美味しいものを食べて、大切な人との時間を大切に過ごそうとか、病気になったって全部が全部悲しいわけじゃないとか、そんなメッセージ。 ひとつひとつを噛み締めながら読んだ。 自分にも大切な人や家族がいて、大切に思えばおもうほど、失うことが怖くなる。 でもみんな多かれ少なかれそんな思いを抱えて生きてるんだから、今を精一杯笑って生きる、それに尽きるなと思う。

Posted by ブクログ

2021/10/11

メルマガを本にまとめたものみたいだけど、一気に読むからこその前後の繋がりや雰囲気がいいと思う。 札幌市の図書館で借りた。

Posted by ブクログ

2021/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

サボテン、日当たりが悪い場所に置いていてもあのときの方が仲良しだった というのがわかるなぁと思う。 環境としては日当たりが良い方が当然良いのだが、関係というのはそれだけではないのだと思う。 今1歳になったばかりの子犬と一緒にいるが、本当に持て余さんばかりの エネルギーの塊で、いるだけで励まされる感じ。 若くて元気なエネルギーとしてただいっしょにいてくれたことで救われることもある。 経営をされていたばななさんが言ってしまうところもすごいけれど、 たいていのハンパな経営者の経営とは「多少依存体質の、能力のある人たちをだまくらかして、自分より低い収入で、自分の収入のために働いてもらうこと」です。 経営者がだめなら自分の生活を優先し最低限+α働く 面白い人物なら全てをかけてみる どちらかにしないと自分の時間を安売りしていることになりつまらないことになる。 というのは全くそのとおりだと思う。 惚れ込んだ人に尽くすのでもなければ、貴重な自分の時間を無碍に安価で切り売りすることになる。 経済のゾーンだけでいろいろなことが決まっていて意外に選んでないというの、 確かにそのとおりだ。 成城石井とまいばすけっとどっちをメインにしてるかで ライフスタイルも買うものも全く違う。 自由に選べるようでいてそうでもない。 大体決まっている生活の中で、やってみようかなという小さな冒険をすることはとても大事だ。 確かに、陽気さはこの時代を生き抜くための大切な鍵なのかもしれない。 そして、しずかで陰気に見えても生き生きしてる人はいるのに そういう人を生き生きしてないと評価してしまうのもひとつの現代の病というのも 強く頷いてしまった。 傍から見てハチャメチャな人生を送っていても、本人が良い人生と思っているなら 他人に迷惑をかけているのでもない限りそれで良いのかもしれない。 客観性や比べる心がなければないで、幸せなのかも。 アダムとイヴは幸せだったのかという話を思い出す。 辛いことがあって、そのせいで人生が曲げられてしまって、 そうじゃなかったらもっと良かったのではと思うけれど でもそんなことがあったから今のこの人がいる、という感覚、分かる。 ”彼女は勝ったのだ。 ほんとうの意味で、彼女の選べなかったほうの人生に。” という言葉が好きだ。 3月のライオン 16巻で ”運命は公平ではない ーその不公平に対する 収められぬ怒りを ありえぬ程のエネルギーに変え 「このルートで 正解だった」 という 物語に 書き換える ―それしか 人間に出来る 反撃の手は無い” という言葉があったり、 The Brow BeatのボーカルRyujiくんが ”人生の8割辛いことで、楽しいことは行動しないと味わえないのに 悲しいことは何もせず寝ていても訪れる。 取り返す為には行動を起こすしか無い” という主旨のことをライブのMCで言っておられたりしたのだけれど どれも本質は同じだと感じる。 自分で勝つしか無いのだ。 ”体の調子がほんとうに悪いときって、体の中にいることそのものが苦しくてひんぱんに姿勢を変えたくなるのだ。” ってよく分かる感覚。じっとしているのも力がいる。 ”病気だから、歳とっているから、いろんなことがもうすぐ終わる気配がするから、だから全部が悲しくて不幸っていうことはないのだ。” 病気に限らず、何か不幸な事態に陥っている人が365日不幸かといったら そんな訳はなくて、くすっと笑える一瞬があることもある。 ばななさんの『マリカの永い夜 バリ夢日記』でもそんなようなことは書かれてあったと思い出す。 ”人を殺傷しうる能力あるいは道具と共に日常を送っているそういう仕事の人たちは、他の仕事の人たちと違って、佇まいで実力がわかりやすい。。実力がある人はすっとしている。” のも、分かるなぁと思う。 自分の知っている剣術師範の人や美容師や料理人の人たちは、そんな感じ。 そして文章でも人を殺せる、からこそ殺さないことに命をかけているという先生も素敵だと思った。

Posted by ブクログ

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