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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2019/12/06 |
JAN | 9784022649409 |
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商品レビュー
3.5
536件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
淡々と進んでいく物語のなかで、主人公の悔しさだったり悲しみが伝わってきた 特に南先生に怒鳴られるシーンは、胸が締め付けられた。大好きだった人に「迷惑だ」といわれること、宗教のことを否定されること、それは想像できない苦しみだろう。 ただ、ラストの終わりかたや、所々の展開で少しモヤモヤしたかな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仄暗い雰囲気が続く。 両親が宗教にハマり、その子も知らず知らずのうちに宗教の活動の中に組み込まれている。その子は宗教にハマっているという意識はなく、そういう状況があるのが当たり前で、友達や親戚に何を言われようが動じない。 宗教にハマったことで生活が困窮する記述がちょこちょこ出てきて怖い。
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最後の小川洋子さんと今村夏子さんの対談を読んでいて、今村夏子さんの幼さ?(幼稚という意味ではなく、)のようなものをすごく感じたんだけど、この本は今村さんを体現したような本に感じた。もちろん宗教にハマってるんだろ!とかそういう事じゃなくて、なんかこう、するりと読めるけどずっと主人公...
最後の小川洋子さんと今村夏子さんの対談を読んでいて、今村夏子さんの幼さ?(幼稚という意味ではなく、)のようなものをすごく感じたんだけど、この本は今村さんを体現したような本に感じた。もちろん宗教にハマってるんだろ!とかそういう事じゃなくて、なんかこう、するりと読めるけどずっと主人公の年齢からものを見ているような、この本を読んでいる「私」を排除してその物語の1部に自分がなるような。幼さと残酷さ、幼いからこそ、の表し方が沢山あって考えさせられた。
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