1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

リベラリズムはなぜ失敗したのか

パトリック・J.デニーン(著者), 角敦子(訳者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,640

¥1,430 定価より1,210円(45%)おトク

獲得ポイント13P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/20(土)~4/25(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2019/11/21
JAN 9784562057108

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/20(土)~4/25(木)

リベラリズムはなぜ失敗したのか

¥1,430

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/03/26

リベラリズムは個人を伝統的な社会や組織の束縛から解放することを目指すものであったはずである。ところが現実に起きていることは、個人が国家と市場に支配される極端な格差社会に投げ入れられるという事態である。 なぜこのようなことが起きたのか。 リベラリストはリベラリズムの不徹底によると言...

リベラリズムは個人を伝統的な社会や組織の束縛から解放することを目指すものであったはずである。ところが現実に起きていることは、個人が国家と市場に支配される極端な格差社会に投げ入れられるという事態である。 なぜこのようなことが起きたのか。 リベラリストはリベラリズムの不徹底によると言う。著者は、リベラリズムが成功したからこそ起きたのだ、と主張する。つまり根本的なリベラリズム批判を展開するのだ。 著者はリベラリズムはアンチカルチャーであるとする。文化を破壊すると。それは3つの柱による。ひとつは自然の征服による自然からの人間の独立。ふたつ目は過去と未来を切り捨てる現在主義。みっつ目は人間が根ざしている場所からの切り離しである。 これらはまさにその通りなのだが、著者が欠落させている重要な視点は、資本主義というシステムとリベラリズムとの関連性である。その点で議論の射程と深さは、著者が依拠している論者のひとりカール・ポランニーに遠く及ばない。ポランニーは人間の経済活動を人類学的、歴史的に解明した上で現代社会の病理を抉り出しているからである。

Posted by ブクログ

2021/02/28

大学院の授業で購読。 当然と言えば当然かもしれないが、おそらくこの本は世界規模でのリベラリズムの失敗について論じているのではなく、アメリカにおけるリベラリズムの失敗について論じている。 各章でのリベラリズムに対する分析は納得できることが多い。保守に対するリベラルが果たして”ま...

大学院の授業で購読。 当然と言えば当然かもしれないが、おそらくこの本は世界規模でのリベラリズムの失敗について論じているのではなく、アメリカにおけるリベラリズムの失敗について論じている。 各章でのリベラリズムに対する分析は納得できることが多い。保守に対するリベラルが果たして”まとも”なのか批判的に見る機会を与えられる。ただし、リベラリズム批判が行われているその向かいにいるアメリカの保守主義が今までどのような系譜を辿り、今どのような形で顕在化しているのかということについては触れられていないので、それを想像しながら読むべきなのだと思う。 また、文化規範の衰退や均一化などを問題にしているが、デニーンがポストリベラリズムとして考えている共同体については、本書の中では一通りしか提案されていない。最後まで生き残ったイデオロギーである 原著を横に置いておかないとならない程度には、誤訳が多い。訳語も「アーミッシュ」を「アンマン派」としていたりと、時折独特な言葉が用いられている。 特に引用情報については、先達による日本語訳を使用しているのにもかかわらず、訳本のページ数を掲載していない。文末注にあるページ数は全て原著でデニーン自身が引いていた英語の文献のものなのでそこは早急に修正してほしい。(ハンナ・アーレント『全体主義の起原』の日本語訳の文献情報が、100分de名著のテキストのものになっているあたり、編集者の仕事を疑ってしまいさえする...)

Posted by ブクログ

2020/03/29

著者はパトリックデニーン、ノートルダム大学政治科学部教授であり政治学者。そりゃもうゴリゴリの保守とゆうか、共同体主義でビビった。こんなにハードな共同体主義の人の思想に数時間付き合ったの生まれて初めててめちゃくちゃ疲れてしんどい。平積みされてたから気軽に買っただけだったのに!やだも...

著者はパトリックデニーン、ノートルダム大学政治科学部教授であり政治学者。そりゃもうゴリゴリの保守とゆうか、共同体主義でビビった。こんなにハードな共同体主義の人の思想に数時間付き合ったの生まれて初めててめちゃくちゃ疲れてしんどい。平積みされてたから気軽に買っただけだったのに!やだもう! 6割強の部分は相容れなかったけど、この思想に至るまでの背景な納得できるし続く人が出てくる事もこの人らが何を悲観しているのかもよく分かる。 第1章 持続不可能なリベラリズム 第2章 個人主義と国家主義の結合 第3章 アンチカルチャーとしてのリベラリズム 第4章 技術と自由の喪失 第5章 リベラリズム VS リベラルアーツ 第6章 新たな貴族制 第7章 市民性(シティズンシップ)の没落 結論 リベラリズム後の自由 第4章、第5章あたりは、お前それはちょっとさあどうなのその考え方は賛同できねえよって大きな声で突っ込みたくなるよね。 この著者の思想はまじしんどい。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品