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なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか

北尾トロ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プレジデント社
発売年月日 2019/10/12
JAN 9784833423359

なぜ元公務員はいっぺんにおにぎり35個を万引きしたのか

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商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2023/02/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルに惹かれて買ったので、なぜ人は罪を犯して(しかもおにぎり35個万引きとかいう不可解な罪を犯して)しまったのか、そういう例をたくさん読みたかっただけです。だけど後半は、裁判官や弁護士、検事からビジネスに活用できる話し方、作戦を学ぶ、みたいな展開になってました。私はビジネスパーソンではないし(仕事はしているけど教職なので)、本書でアドバイスされてるような「部下へのアドバイスの仕方」とか「上司を立てつつ・・・」とかいうのはあまり興味をもてませんでした。 でもまぁ、裁判を傍聴してみるのは面白そうだな、と思いました。今度行ってみます。

Posted by ブクログ

2023/01/22

県立図書館新春福袋の一冊。 私は著者を旅行エッセイストと勘違いしていたが、代表作は「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」だった。著者はもう十数年も毎日裁判所通いをして、「人知られていない裁判」を紹介する「プロ」でした。 今回は裁判傍聴記を「ビジネスマン」に絞って紹介している。「お...

県立図書館新春福袋の一冊。 私は著者を旅行エッセイストと勘違いしていたが、代表作は「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」だった。著者はもう十数年も毎日裁判所通いをして、「人知られていない裁判」を紹介する「プロ」でした。 今回は裁判傍聴記を「ビジネスマン」に絞って紹介している。「お金」「女・酒・クスリ」「小事件」「情欲」「被告人を助ける人々」に分けて、人生いろいろをスケッチする第一部と、「法廷の人に学ぶビジネスマン処世術」の2部構成。第2部の方は既に私には意味ないのでなおざりに読んだ。 逆転無罪とかの劇的な裁判はない。プロなので、こういう罪ならこういう量刑だな、と類推して全部当てている。畢竟「生活の中から生まれる被告人の生き方」に焦点が当てられている。琴線に触れた事例を紹介したい。 ●「通帳横流し詐欺」 56歳営業マンが会社のお金を自分の通帳に横流ししようとして不正にカードを作成した。利益を得る前に発覚。面白いのは、いまだに会社にも家族にもバレていない。本人は隠し通すつもりである。結果は執行猶予つき判決。裁判長は「家族に言わなくて良いんですか?」と倫理的に詰め寄っている。トロさんは「甘いな。理屈はそうかもしれないが、世の中は理屈だけで動いているのではないのだ」と被告人の考えを「否定はしたくない」とする。 ←膨大な裁判と人生を見続けてきたトロさんの意見は傾聴に値する。 ●「専業主婦の援交」 30代専業主婦の売春容疑。2017年の流行語「忖度」を使って、この犯罪の背景に夫婦お互いの没コミニュケーションがあると分析している。リストラされたけど打ち明けない夫、わかっていて聞けない妻、家計助けるために援交するけど見てみぬふりする夫。忖度合戦は5度以上あるとする。ちなみに夫はいまだにこうなったホントの原因をわかっていないようだった。判決後いまどうしているかと聞かれ「まだ無職です。なかなか条件に合う仕事がなくて‥‥」 ●「元公務員の窃盗」(本の題名になった裁判) ホームレス43歳男性が4日間何も食べなくて、コンビニ35個のおにぎりをありったけカゴに入れてそのまま店を出て行こうとした小さな事件である。被告人は3つの大学を卒業した、福祉関係の元公務員だった。その職場で彼は考える。「公務員でできることはほとんどない」。辞めてフリーランスで手話通訳の仕事を始めた。そこでは暴力団絡みの仕事しかなくて失望、鳶職に転職。まるきり使えない、と首になり路上生活者へ。検察もルールだから求刑したという感じ。弁護士は当然執行猶予を求め、実際そうなる。裁判長も真摯な説諭をする、という珍しい裁判になったという。 ←基本、この連載はヤフーニュースに載せたらしいので、かなりヤフコメがついたと思われる(だから本の題名にもなったのだろう)。トロさんは自己責任追求コメントがつかないよう、かなり気を配って書いている気がした。いろいろ「どうしてそうなっちゃうの?」という疑問を持つとは思いますが、全文読めば私も被告人の「やさしさ」が招いた小事件だと思う。

Posted by ブクログ

2021/02/23

法廷を通して、社会の関わりや人間の本質が描かれていて、それをビジネスコミュニケーションに活かす本。 一気に読んだ。 『冤罪でも、法廷に「職場仲間」は一人も来ない』という事実に考えさせられる。

Posted by ブクログ

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