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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2019/10/17 |
JAN | 9784309028309 |
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生命式
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生命式
¥385
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商品レビュー
3.8
226件のお客様レビュー
村田沙耶香ワールド全開 いまの常識から考えたらゾッとするけど、読むにつれ納得してしまう。正常とは? 代表作の生命式と最後のお話の孵化が特にお気に入り。
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村田沙耶香さんの作品は、「異常な世界」でありつつも、それは現代の我々から見ると異常なだけで、何十年と経った世界から見ると、また、こちらが異常となりうるし、今後起こるかもというような話が多い印象で今回も同様でした。 主人公が「この世界はおかしい」とあくまで我々よりの考え方。。という...
村田沙耶香さんの作品は、「異常な世界」でありつつも、それは現代の我々から見ると異常なだけで、何十年と経った世界から見ると、また、こちらが異常となりうるし、今後起こるかもというような話が多い印象で今回も同様でした。 主人公が「この世界はおかしい」とあくまで我々よりの考え方。。というわけでもなく、やっぱりちょっと我々とは異なる考え方であり、それもまた読者が「あれ?この世界線。。おかしくない。。かも。。」と錯覚させられるようになっていて、読了後は変な感覚になる。この感覚がやはり良いなと思うので、おすすめ。
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「生命式」 受精のために必要なのは。 古い考えを持ったままでいると、こんな世界で最期を迎えた時のことを想像するだけで嫌悪感がありそうだよな。 「素敵な素材」 死んだ後には道具になり。 どのように捉えるかが重要なのだろうが、何一つ残らないよりも何かを思い出せるものになるのもいいの...
「生命式」 受精のために必要なのは。 古い考えを持ったままでいると、こんな世界で最期を迎えた時のことを想像するだけで嫌悪感がありそうだよな。 「素敵な素材」 死んだ後には道具になり。 どのように捉えるかが重要なのだろうが、何一つ残らないよりも何かを思い出せるものになるのもいいのかもな。 「素晴らしい食卓」 異文化交流に異物が入り。 こんな状況でなければ団欒とした場になっただろうが、最後の最後に全てをぶち壊したのは予想外の人物だった。 「夏の夜の口付け」 普通を装うためにだまる。 物珍しさが勝ってしまい話を聞きたがるのだとしても、デリケートな問題なのだから少しは遠慮すべき話題だろ。 「二人の家族」 約束を守っただけなのに。 若い頃に冗談まじりで皆がしていたであろうことを、本当に実行するだなんて誰一人とて考えすらしないだろう。 「大きな星の時間」 一度かかったら解けない。 もう少し時間が欲しいと思った時だけならいいが、一生眠ることがないと何をしていいか分からなくなりそうだ。 「ポチ」 変わった鳴き声のペット。 こんな簡単に拾われてきて飼われ続けているなんて、余程狂ってしまったか壊れてしまっている状態なのだろう。 「魔法のからだ」 いやらしいだけではなく。 普通に話していれば下品な話題で終わってしまうだろうが、本当に洗礼されたものだと素敵なことになるのかも。 「かぜのこいびと」 一度だけの浮気相手とは。 何気ない非日常の一部だったとしても、それを目撃し自身の名前を呼ばれていたら気分がいいものではにかもな。 「パズル」 誰にでも優しく微笑んで。 何に対しても関心を持ち切れていないからこそ、怒りという感情が欠落し全てに対して寛容でいられるのだろう。 「街を食べる」 懐かしい緑を探し歩いて。 田舎と都会で同じものを見つけて違いがあるかと言われれば、なんとなくイメージの問題なだけな気がするな。 「孵化」 六人目の履歴書の内要は。 上手く溶け込むためだったとはいえ、ここまで何もかもが違えば余程理解してくれる人以外は恐怖しかないだろ。
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