26.読書会を主宰している側なので勉強の為に拝読 日本における読書会の歴史 課題本に古典や名著から選書することによる普遍的メッセージの継承 フィルターバブルに取り込まれぬよう最適化された情報の外に出て良質なノイズに触れる 街の書店で本を手に取るときの偶然の出会い P66 ヤバいという言葉　KY空気を読む時代 喜・悲・驚・怒いずれにも感情を表す際に広く使われる 調和を乱さぬよう 自分の考えより先に、マジョリティの意見に同調 読書会という居場所をもってコミュニティ作り、コミュニティビジネスと言った範囲にも及ぶ ・なぜ本を読む？ 自分では生きられない人生を生き、視野を広げる ・なぜ読書会に参加する？ 一冊の本の感想を複数の人と持ち寄り、より多面的な視座を得る為

734 そして、もしうまくできなくても、どうか安心してください。これはひとえに訓練次第 なんだと私は思います。実際、読書会に参加し続けてくれている方たちは、たとえ人前で 話したり、文章を書いたりするような仕事に就いていなくても、思いを言語化するのがど んどん上手になっていきます。最初は難しくても、経験を積んでいくうちに、するすると 言葉が出てくるようになります。目の前にいる、自分の話を聞いてくれる人に、少しでも 納得してもらおうと思いながら話をしていると、自分の頭の中に無造作に転がっていた思 考のかけらが、パズルのピースのように少しずつはまって、まとまっていくのです。 私には一つ、テーマ として掲げていることがありました。それは"読書で遊ぶ"ということです。 特に普段あまり本を読まない人達にとって、"読書"というと、知的な人達のストイッ クな営み、一人で行う崇高な趣味といったものがイメージされるでしょう。私は、せっか 大学をみんなで読むのだから、こういった気位の高い読書のイメージを壊して のこと、とことん遊んでやろうと思ったんです。 けれども私にとっては、六本木で遊ぶのも、読書をするのも、どちらも等しく楽しいこ とであり、どちらも等しく刺激的なことでした。