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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2019/08/01 |
JAN | 9784396115784 |
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世界から戦争がなくならない本当の理由
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世界から戦争がなくならない本当の理由
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商品レビュー
4.2
22件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
日本共産党は1955年に路線転換するまで武装闘争を肯定していた(p.60)。このことが「中核派」「革マル派」、連合赤軍などを派生させたとすれば、日本共産党はテロ組織のインキュベータであったということか? 中韓が「反日」を止められないのは「自力で独立を掴み取っていないから」。日本軍と戦って独立を勝取ったという神話を作るために日本=悪でなければならない。 韓国政府の正当性を維持するためにも、民族性(アイデンテティ)を維持するためにも徹底した反日教育が必要となっている。中国も共産党による独裁国家。政府の正当性を維持するには、「日本軍(敵)と戦って追い出し、人民を解放した正統な支配者」だという歴史が必要だった。 パレスチナ問題は第一次世界大戦でイギリスがユダヤ人に居住地区建設を約束していたから生じた。ユダヤの大財閥・ロスチャイルド家から戦争に必要な資金を得るためである。 戦争の勝利体験が、次の戦争の失敗を引き起こす。これは日本でも(日清・日露戦争)、アメリカの(第二次大戦、湾岸戦争・イラク戦争)でも歴史が語っている。 「戦争をどう総括するか」。日本とアジア周辺国との摩擦、アメリカが中東に蒔いて地球上に飛び散っている火種。バックミラーに映る風景(過去)から未来を予想する(正しく舵取りをする)ことが大切だと閉める。
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・日本はあの戦争を総括できていないのではないか ・いつの誰の行動が悪かったのかが曖昧 ・総括できていないのであれば、再び同じような戦争が起きてしまうのではないか ・主体性がない状態が続いているのではないか (アメリカに押し付けられたと一部では言われていながら、憲法が改正されていない)
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基礎知識が乏しいために、半分くらい内容が入ってこなかった。 けれど、とても分かり易くまとめられていると思った。 戦争の体験記や史実を知ることは大切だが、二度と戦争を起こさないようにするには、なぜ戦争が起きたのかを考えなければならないと著者はいう。 全くその通りだと思う。 ただ、戦...
基礎知識が乏しいために、半分くらい内容が入ってこなかった。 けれど、とても分かり易くまとめられていると思った。 戦争の体験記や史実を知ることは大切だが、二度と戦争を起こさないようにするには、なぜ戦争が起きたのかを考えなければならないと著者はいう。 全くその通りだと思う。 ただ、戦争に学んで戦争を起こすアメリカの事例を思うと、戦争をなくすことは難しいと思う。 戦争ほど愚かなことはないと思うのだけれど、今も世界では戦争が起きている。 そんな時代だからこそ、池上氏の言うバックミラーを磨いて、反省と検証をしっかりとするべきだと思う。 日本は、戦争の加害者(真珠湾攻撃)でもあり、被害者(原爆)でもあることがその責任と反省に繋がりにくかった側面もあるようだ。 ソ連のウクライナ侵攻を予見するような記述があったのは流石だと思うと同時に、それは戦争の歴史や世界情勢を知る事で可能だったのだと思うと、しっかりと情報に接して考えていかなければいけないと思った。 個人の技量に重きを置いて、マニュアルを作らない日本人の思考傾向や、広島平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に刻まれた「過ちを繰り返さない」という言葉の主語はいったい誰なのかといった話はとても興味深く印象に残った。主語がなくても成り立つ日本語の曖昧さも反省を妨げる要因の一つかもしれない。
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