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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/06/21 |
JAN | 9784103526810 |
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商品レビュー
4.4
1292件のお客様レビュー
英国に住む日本出身の著者が、息子の中学生生活を見守りつつ、彼が直面する人種や貧困問題について考える。ユーモアのある語り口でエッセイとして普通に楽しめるし、英国の労働者階級とミドル階級の軋轢などのリアルがわかります。 日本ばかりが「オワッテル」でなく、ほかの国ではその国なりの問題が...
英国に住む日本出身の著者が、息子の中学生生活を見守りつつ、彼が直面する人種や貧困問題について考える。ユーモアのある語り口でエッセイとして普通に楽しめるし、英国の労働者階級とミドル階級の軋轢などのリアルがわかります。 日本ばかりが「オワッテル」でなく、ほかの国ではその国なりの問題があるんだな...としみじみ考えました。 著者は保育士としても働いていたので、英国の幼児教育などについても触れており、「感情と表情をリンクさせる」訓練などを通してコミュニケーション面での発育にも注力しているとのこと。 差別発言をする息子の友人について著者が「無知なんだよ」というのに対し「それってバカなの?」と聞く息子に、 「頭が悪いことと、無知は違う。知らないことは、知る時がくればその人は無知ではなくなる」 こういうことをその場でスパンと言ってくれるお母ちゃんっていいね。息子も悩みながらも良く育ってるしね。 メモ ・「だれだってアイデンティティが一つなんてことはないはず」相手の上に立つどれか一つを身にまとうことで分断がうまれるのかもしれない。 ・FGMの文化を持つ国から来た転校生を受け入れる際、そういった悪しき文化の被害に合わない「予防」として関連授業を全生徒に受けさせる。あえて「波風を立たせる」教育をするという。考えさせられる。
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筆者とその中学生の息子の、周りに対する愛や思いやりに溢れていてとても心温まるエッセイだった。 アイデンティティ形成中の思春期、こんなふうに社会に対する思いや、学校での問題について親子で話し合える関係は素晴らしいと思った。 また、身を削りながらも生徒たちをなんとか助けようとしている...
筆者とその中学生の息子の、周りに対する愛や思いやりに溢れていてとても心温まるエッセイだった。 アイデンティティ形成中の思春期、こんなふうに社会に対する思いや、学校での問題について親子で話し合える関係は素晴らしいと思った。 また、身を削りながらも生徒たちをなんとか助けようとしている公立校の先生や、雪の降る日にホームレスに避難所と支援物資を提供する住民のエピソードは、緊縮財政というもっともらしい言葉の裏側で、どんな皺寄せを人々に強いているかと、それをなんとかして緩和させたいと踏ん張っている人たちの努力を鮮やかに描いている。
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ノンフィクションのエッセイで、イギリスの人種差別や貧困や様々な問題がリアルに描かれています。 日本で普通に生活していたら知る事はなかっただろうし非常に勉強になりました。 かといってそんなに重くならず、凄く読みやすかったです。
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