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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2019/05/15 |
JAN | 9784163910208 |
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夢見る帝国図書館
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夢見る帝国図書館
¥385
在庫あり
商品レビュー
3.9
179件のお客様レビュー
喜和子さんは幼い頃と、結婚してから、自分の人生が思い通りに行かなかった時が続いたが、最終的には幸せな一生だったといえるのでは。 よっぽど出会った人たちに残した印象が大きかったのか、ここまで遡って調べたくさせたんだから。 今度、上野に行ってみよう。
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ただの小説かと思いきや、図書館を軸にした、帝国図書館(国立図書館)を取り巻く近代史だった。それは個人史でもあり、戦後の東京史でもあり、明治維新からの戦費の話であり。 そして帝国図書館に通っていた文豪との絡みもあり、文学史にも入っている。 主人公が女性だから、時代的に当然ながら女性...
ただの小説かと思いきや、図書館を軸にした、帝国図書館(国立図書館)を取り巻く近代史だった。それは個人史でもあり、戦後の東京史でもあり、明治維新からの戦費の話であり。 そして帝国図書館に通っていた文豪との絡みもあり、文学史にも入っている。 主人公が女性だから、時代的に当然ながら女性の立場の弱さがあったからこその事もあり…。 ちょっと今も完全に消え去っているわけではないけど、当時のイエ制度がどれだけの女性を抑圧していたか…。 楽しい記憶。コウちゃんヘイちゃんが救いの記憶。 ここから始まる。広がる。『はてしない物語』を思い浮かべるような、読みながら、どんどん枝葉が広がっていく感覚に陥る。 奥深い。
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物書きの主人公「わたし」は、国立図書館近くの噴水で風変わりの老婆と出会います。図書館に並ならぬ思い入れがありそうで、その悲喜こもごもが描かれるのかと思いきや、その老婆喜和子さんは物語の前半にあっさり死んでしまいます。その後は、小さな手がかりを元に、喜和子さんのかつての友人たちが彼...
物書きの主人公「わたし」は、国立図書館近くの噴水で風変わりの老婆と出会います。図書館に並ならぬ思い入れがありそうで、その悲喜こもごもが描かれるのかと思いきや、その老婆喜和子さんは物語の前半にあっさり死んでしまいます。その後は、小さな手がかりを元に、喜和子さんのかつての友人たちが彼女の人生を推し量っていく事になります。これといって劇的な事実が明かされるわけでもなく、とにかく本人がもういないので、「こうだった、のかなあ」というノリになってしまいます。にもかかわらず、物語の最後部分は妙に感傷を覚える。不思議な作品でした。
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