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日本怪談集 奇妙な場所 新装版 河出文庫

種村季弘(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2019/03/10
JAN 9784309416748

日本怪談集 奇妙な場所 新装版

¥440

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2023/05/14

いわゆるショートショートの怪談を主に戦前や戦後の作品を中心に20編ほど集めているアンソロジー。 怖いものが苦手な人でも、ショートショートなのでそこまで感情に訴える事もなく終わるし、最近の怖い作品とは違って理不尽で無差別な恐怖はあまりなく、昔ながらの悪因悪果の話が多いので安心して...

いわゆるショートショートの怪談を主に戦前や戦後の作品を中心に20編ほど集めているアンソロジー。 怖いものが苦手な人でも、ショートショートなのでそこまで感情に訴える事もなく終わるし、最近の怖い作品とは違って理不尽で無差別な恐怖はあまりなく、昔ながらの悪因悪果の話が多いので安心して読めた。 名前を聞いたことはあるが、実際に作品を読んだことは無いような有名作家の筆が少し読めるのも良かった。

Posted by ブクログ

2019/05/09

夏になる前に先取りで怪談集を、ではありません。これには深いわけがありまして・・・。 一流どころの作家たちが書いた名作怪談を種村季弘さんの編集です。わたしの好きな日影丈吉さんから始まって、幸田露伴、森鷗外、吉田健一、佐藤春夫、吉行淳之介、大岡昇平、内田百けん、日野葦平・・・現代...

夏になる前に先取りで怪談集を、ではありません。これには深いわけがありまして・・・。 一流どころの作家たちが書いた名作怪談を種村季弘さんの編集です。わたしの好きな日影丈吉さんから始まって、幸田露伴、森鷗外、吉田健一、佐藤春夫、吉行淳之介、大岡昇平、内田百けん、日野葦平・・・現代作家では筒井康隆、笹沢佐保、当然、泉鏡花、小泉八雲も選ばれますよね。 ラフカディオ・ハーンの『貉(むじな)』なぞは落語でおなじみ、「なあんだ」ですけど、何度読んでも笑える怖さですよね。家鳴り震動、物体移動あり現代で言えばはポルスターガイスト。果ては幽霊、怨念、因縁、さまよう魂など、人間の意識の中での超常現象か。 ま、お好きな方には由緒正しい読み物ですね(笑) さてさて深いわけと申しますのは、ネット上の知り合いのお嬢様がこの文庫のカバー絵を作画なさっていらして、わたくしの孫娘が高校のデザイン科に入学したばかりで将来を応援しているものですから、とても関心があったのであります。さっそく購入、読みましたら孫娘に贈ろうと。

Posted by ブクログ

2019/05/05

怪談アンソロジー。「場所」がテーマになっているけれど、時代も読み心地も様々です。もちろん怪談だけれど、怖いだけじゃなくって愉快な物語もあったりして。 日影丈吉「ひこばえ」と筒井康隆「母子像」は何度読んでも怖いなあ。半村良「終の岩屋」も何とも言えない恐ろしさを感じる作品でした。たし...

怪談アンソロジー。「場所」がテーマになっているけれど、時代も読み心地も様々です。もちろん怪談だけれど、怖いだけじゃなくって愉快な物語もあったりして。 日影丈吉「ひこばえ」と筒井康隆「母子像」は何度読んでも怖いなあ。半村良「終の岩屋」も何とも言えない恐ろしさを感じる作品でした。たしかにすっきりしそうではあるのだけれど。どうなるのかを誰も知らないというのは……ああ、やっぱり怖い! ちょっと読むのにてこずりましたが稲垣足穂「山ン本五郎左衛門只今退散仕る」がとんでもなく愉快な話で楽しめました。怪異は次々起こるのだけれど、どれもユーモラスで楽しいなあ。いや、その場にいればそれどころじゃないのかもしれませんが。そしてそんな状態にありながら、とりあえずすぐに寝てしまう平太郎(笑)。すげー。

Posted by ブクログ

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