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こうして誰もいなくなった
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こうして誰もいなくなった
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商品レビュー
3.6
61件のお客様レビュー
わずか数ページで終わるお話や表題の中編作まで全14作。ファンタジーっぽいものだったり、ミステリーだったり、言葉遊びがあったり、バラエティに富んでいて飽きずに面白かった。一番最初の『館の一夜』で掴まれて、『劇的な幕切れ』でどきっとして、『本と謎の日々』『謎のアナウンス』でなるほどな...
わずか数ページで終わるお話や表題の中編作まで全14作。ファンタジーっぽいものだったり、ミステリーだったり、言葉遊びがあったり、バラエティに富んでいて飽きずに面白かった。一番最初の『館の一夜』で掴まれて、『劇的な幕切れ』でどきっとして、『本と謎の日々』『謎のアナウンス』でなるほどなーと思って、『こうして誰もいなくなった』は古典ミステリのインスパイア作品で読み応えがあった。
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超ショートから中編までさまざまな作品の有栖川有栖傑作集。既読のものも多いけれど、どれも面白い。有栖川先生の魅力がふんだんに詰まっていた。特に表題作はクリスティへのリスペクトが感じられた。
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初めて読んだ有栖川有栖が「有栖川小説の見本市」であるこの本で良かったかも。ジャンル問わずここまで書けるのは凄い。なんとなく物足りない気もするけど、「これまで誰かが書きそうで書かなかった物語」であるのは納得。
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