店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/30(火)~5/5(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2019/02/08 |
JAN | 9784198944384 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/30(火)~5/5(日)
- 書籍
- 文庫
木曜組曲 新装版
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
木曜組曲 新装版
¥330
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.7
38件のお客様レビュー
天才と呼ばれた女性作家が自殺した。 彼女に纏わる人間達が彼女を偲ぶために彼女の家に集う。 そこで彼女達は話を始める。 女性作家の死は、自殺だったのか、それとも……? 読みながらずっと思っていたのは「うわー女って怖いー」でした。 登場人物全員女っていう作品を読んだのは初めてだった...
天才と呼ばれた女性作家が自殺した。 彼女に纏わる人間達が彼女を偲ぶために彼女の家に集う。 そこで彼女達は話を始める。 女性作家の死は、自殺だったのか、それとも……? 読みながらずっと思っていたのは「うわー女って怖いー」でした。 登場人物全員女っていう作品を読んだのは初めてだったのですが……故人を偲ぶ会にも関わらずまぁ出るわ出るわ各々の今まで抱え込んでいた色々な鬱屈。 まぁ確かにねー、みんな腹の底では色んなこと考えながらニコニコ笑ってるものではあるけどねー。 それにしたって怖い。怖すぎる。 そして怖さと同じくらい強かな存在でもあるんだなぁと。 結局彼女達は最初から最後までずっと故人である天才女性作家に振り回されているんだけども(多分これからも)、やっぱり本物の天才と言うのはいるだけで周りを巻き込んでしまう磁場のようなものを放つものなんですかね。 「天才は凡人を駆逐する」みたいなセリフが出てくるんですが、ことクリエイティブな仕事に関してはそうだろうなぁと思わず頷いてしまいました。
Posted by
小説家時子が薬物で亡くなって4年、時子と縁深い5人の女が偲ぶ会で交錯する話。時子の死は自殺か他殺か、5人の隠し事は何か、語られるのは真実か創作か。薄氷を踏むような空気感が凄い好きで、不穏と和やかを絶妙なバランスで保ってて、このゾワゾワ感!流石恩田陸さんやなぁ。
Posted by
☆☆.5 4年前に自宅の自室にて薬物死した作家、重松時子。 彼女が永眠したその日、居合わせた5人の女達。 命日に近い木曜日を挟んだ3日間を時子の屋敷「うぐいす館」で過ごし、時子との思い出に浸ることが恒例となっていた。 果たして時子は自殺だったのか。 もしくは5人の中の誰かによって...
☆☆.5 4年前に自宅の自室にて薬物死した作家、重松時子。 彼女が永眠したその日、居合わせた5人の女達。 命日に近い木曜日を挟んだ3日間を時子の屋敷「うぐいす館」で過ごし、時子との思い出に浸ることが恒例となっていた。 果たして時子は自殺だったのか。 もしくは5人の中の誰かによって…。 5人それぞれの胸にある秘めたる想い。 本音を隠したままに今年も3日間が過ぎてゆくのか。 しかし差出人の分からない花が届いたことで、これまでとは違う時間が動き始める。 ついに語られるそれぞれの時子への思い。 綻び始める5人の関係。 時子を死へと至らしめたものが明かされる時、5人は何を思い何をするのか。 一人ひとり、時子との思い出が順に語られて行くスタイル。館の中で交わされる、あーだこーだの会話によって物語はすすむ。めっちゃ面白いと言うことはないのだけど、ミステリーあるあるの「そんなタイミングある?」の〝うまい作家〟の〝良くできた作品〟である。と思う。 今年の8冊目
Posted by