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日本の同時代小説 岩波新書1746

斎藤美奈子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2018/11/20
JAN 9784004317463

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商品レビュー

4.1

26件のお客様レビュー

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2023/12/05

10年ずつ区切られた、その当時の文学のかたち。 1960年代 知識人の凋落 1970年代 記録文学の時代 1980年代 遊園地化する純文学 1990年代 女性作家の台頭 2000年代 戦争と格差社会 2010年代 ディストピアを超えて 相変わらず読書量も凄ければ、分析力もハンパ...

10年ずつ区切られた、その当時の文学のかたち。 1960年代 知識人の凋落 1970年代 記録文学の時代 1980年代 遊園地化する純文学 1990年代 女性作家の台頭 2000年代 戦争と格差社会 2010年代 ディストピアを超えて 相変わらず読書量も凄ければ、分析力もハンパない。 知らないことを読めば「ふむふむ、そうか」と思い、知ってる部分を読めば「そうでしょうとも」と膝を打つ。 子どもの頃の私は学校にある子ども向けの世界文学全集を読み、そのほか中学生くらいまでは海外のミステリを中心に読み、高校生でSFにハマり、同時代小説を読み始めたのは子どもが小学生になった頃からだった。 というわけで、この本に関して言えば、1990年代以降からしかピンとこないのが実態。 それはつまり、出版不況が始まってからなんよ。 そんな中、ある程度時代を代表する作家だったり、世の中の確信を作用の作品はたいてい網羅しているのに、西加奈子がなかったなあ、と思いました。

Posted by ブクログ

2023/11/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 「1960代 知識人の凋落」から「2010年代 ディストピアを超えて」のように10年ごとに、当時の社会状況の中で小説がどう変ってきたかという目線で数々の小説を紹介する。  登場する400人以上の作家の小説には大家の名作や人気作家のベストセラー作品も多く含まれるが、媚びずに容赦がない斎藤美奈子の評論は相変わらず切れ味が抜群。  新たな視点を知り再読したくなったり、これは読みたいと思わされる小説があまりに多すぎて困った。 #日本の同時代小説 #斎藤美奈子 #岩波新書 #読書 #読書記録 #読書記録2023

Posted by ブクログ

2022/08/25

中村光夫「日本の近代小説」「日本の現代小説」は若い頃,人に紹介されて読んだ.その後継を目指して書かれた本書.著者は56年生まれ.同時代小説は1960年台から始まる.(わたしの同時代小説は1970年代から.ブクログでもカテゴリ分けしてる.) 目次を見るだけで内容がわかるような感じ...

中村光夫「日本の近代小説」「日本の現代小説」は若い頃,人に紹介されて読んだ.その後継を目指して書かれた本書.著者は56年生まれ.同時代小説は1960年台から始まる.(わたしの同時代小説は1970年代から.ブクログでもカテゴリ分けしてる.) 目次を見るだけで内容がわかるような感じ. 1. 1960年代 知識人の凋落 2. 1970年代 記録文学の時代 3. 1980年代 遊園地化する純文学 4. 1990年代 女性作家の台頭 5. 2000年代 戦争と格差社会 6. 2010年代 ディストピアを超えて たくさんの作家と小説を紹介しているのでいささか急足だが,小説の視点からうまく時代の空気を掬い上げている. 私が現役で読んだ小説が出てくる 1980年代から,現代小説に興味をなくす1990年代前半までの記述が懐かしい.今思えば空虚ではあるが,幸せな気分もあった. 少なくとも小説家からみて2000年以降の日本社会はそうとうひどい.(まあ現実にも気分が悪いことは多い.)しかし著者も言う通り,「厳しい時代に,厳しい小説なんて誰も読みたくない」(p.259) . そう考えると文芸評論家でもない私が2000年以降の小説を読む無理して読む義務もないわけだ.

Posted by ブクログ

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