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私が大好きな小説家を殺すまで
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私が大好きな小説家を殺すまで
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商品レビュー
4
77件のお客様レビュー
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中学生に勧められて。 題名の「殺す」がいろいろな形でかけ合わさっていて面白かった。二人が出会ったことで、先生が梓の自殺を止めたことで、家に招いたことで…あったかもしれない様々な選択肢が悪いほうへとどんどんと殺されていって、断頭台へと向かっていく。梓の行動の想像力の無さも、虐待されていた小学生であることで許される。 私は、最後の最後まで梓は先生の小説家としての生き方を殺すのだなと思った。本当は先生自身が書きたかったのに、梓がダメにした二人の物語を、結局梓が書いてしまうのは…。死人に鞭打つ行為だったのではと悲しくなってしまう。
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知人の紹介にて 私は、自分の存在を他人が構築できると本気で信じているので うーん、そうかなあ?と突っ込んでしまう部分がチラホラ。 その感性を崩すような衝撃は得られませんでした
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互いに思いあっているのに、その先にあるのがもう破滅しかない、って1つの信仰の話だと思った。敬愛して崇拝して信仰した相手が、自分の目の前で堕ちていくとき、自分だったら何を感じるのかな。最初から歪んでいたからって諦めきれるものなのかな…
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