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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2018/09/21 |
JAN | 9784122066342 |
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巡査長 真行寺弘道 ブルーロータス
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巡査長 真行寺弘道 ブルーロータス
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
巡査長真行寺弘道シリーズ第二弾。 インド人料理人によるインド人旅行者殺人事件。その遺体発見現場に偶然居合わせた真行寺が事件の真相に迫る。そこにはインド社会の宗教の問題や厳しいカースト制度が深く関わっていた。そして北海道のインド人コミュニティである研究所で密かに行われている完全自...
巡査長真行寺弘道シリーズ第二弾。 インド人料理人によるインド人旅行者殺人事件。その遺体発見現場に偶然居合わせた真行寺が事件の真相に迫る。そこにはインド社会の宗教の問題や厳しいカースト制度が深く関わっていた。そして北海道のインド人コミュニティである研究所で密かに行われている完全自動運転システムの実証実験。 功利主義に則ったプログラムと、その先に隠されたある計画とは。 今回も真行寺の思想が全開。何より個人の自由を重んじる姿勢は相変わらず青臭いほど。だけど、「善か正義か」では正義を選んだはずなのに、今回のラストシーンで彼が撮った行動は正義と言えるのか疑問。あまりに独善的かつ情緒的で、刑事としてあるまじき行動で酌量の余地はない。 (だけど普通なら、研究所としては所長の特徴くらいは識別させるからこんな結果にならないと思うんだけど。) カーストに対する思いもわかるが、異国の人間が簡単に口を挟めることではないし、黒木が言うように、そもそも自由主義、民主主義が善だという前提で物事を決めつけることも危険だと思う。 真行寺の考えでいくと、テロさえ容認することになる。刑事にはしておけないね。 さあ、真行寺がどこまで暴走するのか、次の作品を読んでみよう。
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インドカレー屋で発生した殺人事件が、最新自動運転技術に関連した巨大な陰謀に発展していくという物語の転換具合に痺れました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カースト制度という、知っているようでよく知らないテーマが描かれていてとても興味深かった。全体的に理屈っぽくて説明的な作風という印象だったけど、主人公が個性的で型破りで見ていて飽きない。 カースト制度以外の部分(自動運転自動車の開発、才能、ロック、日本での身分や差別、など)もかなり盛りだくさんだけど、中途半端な感じはしなくて読みごたえがある。 しかし結末は肩透かしというか、正直あまり納得は出来なかった。4人も殺した犯人がお咎めなしで、代わりに所長があんな目に合わされるなんて...感情的な部分は理解できるんだけど、他に方法は無かったんだろうか... でも、シリーズの他の作品も読んでみたいと思った。
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