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ハレルヤ

保坂和志(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/07/31
JAN 9784103982081

ハレルヤ

¥220

商品レビュー

3.9

21件のお客様レビュー

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2023/10/28

NHKの理想的本箱で「初めてお葬式に行った時に読む本」として紹介されていたので、保坂さんの作品を久しぶりに読みたいと思った。1作目の「ハレルヤ」は4作目の「生きる歓び」に19年の歳月を経て呼応している。片目の花ちゃんとの18年8ヶ月。「生きる歓び」に登場した、保坂さんの中学高校同...

NHKの理想的本箱で「初めてお葬式に行った時に読む本」として紹介されていたので、保坂さんの作品を久しぶりに読みたいと思った。1作目の「ハレルヤ」は4作目の「生きる歓び」に19年の歳月を経て呼応している。片目の花ちゃんとの18年8ヶ月。「生きる歓び」に登場した、保坂さんの中学高校同級生の息子である10歳の全盲の天才少年ピアニストは辻井伸行君のことだろう。現在も一線で活躍していることが嬉しい。「世界があれば生きていた命は死んでも生きつづける」「世界があるからこそ命は無になることはない」

Posted by ブクログ

2022/11/08

 "ハレルヤ"ってそういえばどういう意味だろうと思って調べてみたところ歓喜・感謝を表す言葉とのこと。私はなるほど!と感動した。私が感動したのは、ひとつにこの本におさめられた四篇はいずれも歓喜と感謝をあらわしているからで、その代表たる表題作およびこの本自体にこれ...

 "ハレルヤ"ってそういえばどういう意味だろうと思って調べてみたところ歓喜・感謝を表す言葉とのこと。私はなるほど!と感動した。私が感動したのは、ひとつにこの本におさめられた四篇はいずれも歓喜と感謝をあらわしているからで、その代表たる表題作およびこの本自体にこれほど相応しいタイトルもないなと納得したというのがあるが、もっと深くに私の胸を打ったのは、ハレルヤという言葉がひとつの語句の中に歓喜と感謝という展開を内包していたことに因る。 「歓喜する」というのは自動詞というか自分の意思とは関係なく反射的に起きる現象だが、「感謝する」というのは対して他動詞的であり、対象を要する。つまり、「何か自分にとって歓喜することがあり、それに対して感謝する」という、歓喜と感謝が起きる流れみたいなうつろいが"ハレルヤ"という言葉の中にはある。そしてその歓喜→感謝といううつろいこそが、小説(そして本の)「ハレルヤ」に描かれていることだと思った。歓喜だけ終わることでもなく、また何もないのに感謝するわけでもない。歓喜があって、感謝を行う。

Posted by ブクログ

2022/05/22

感動したこと、心が激しく動いたことについて書かれており、読み手はそれを読んで何かを思い出したり感じたり。そういうシンプルな関係性がわかりやすく実感できた。特に猫好き、生き物好きには身近に感じられる話。

Posted by ブクログ

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