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翻訳地獄へようこそ
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
出版翻訳者による翻訳にまつわるエッセイ。 誤訳を例に出しているので、翻訳者を目指す人にとってのアドバイスにもなっている。 普通に出版されている翻訳本でも、結構誤訳が多いのだなと思った。 いかに原文のエッセンスを一語一句でもなく、意訳しすぎないように時代背景なども考慮すべきかな...
出版翻訳者による翻訳にまつわるエッセイ。 誤訳を例に出しているので、翻訳者を目指す人にとってのアドバイスにもなっている。 普通に出版されている翻訳本でも、結構誤訳が多いのだなと思った。 いかに原文のエッセンスを一語一句でもなく、意訳しすぎないように時代背景なども考慮すべきかなど、翻訳の奥深さを知ることができ、また、おすすめの本なども、テーマごとに紹介されているので、面白かった。
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翻訳ものが大好きなので、このタイプの本も大好きです。 個人的には誤訳も何のその、気にならないタイプですが、確かに時々読みにくい翻訳があるなあ、と思っていたことに対して、回答を得たように思います。スッキリ。 翻訳から、いろんな雑学に発展する感じで、とてもおもしろいです。 残念なの...
翻訳ものが大好きなので、このタイプの本も大好きです。 個人的には誤訳も何のその、気にならないタイプですが、確かに時々読みにくい翻訳があるなあ、と思っていたことに対して、回答を得たように思います。スッキリ。 翻訳から、いろんな雑学に発展する感じで、とてもおもしろいです。 残念なのは、引き合いに出されている本がどの本なのか、全部はわからないこと。繰り返します。ザンネン。 ですが、アベラールとエロイーズとグレアムグリーンの評伝は読んでみようと思いました(笑) そしてまた死ぬまでに読みきれないほど、読みたい本ができてしまいました…
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著者は良い意味で重度の言語オタクのようだ(笑)。 この本で紹介されている作品をほとんど知っている上で、翻訳"地獄"に沼っている人や、本格的に翻訳をするにあたって参考図書を探している人におすすめ。 翻訳とは究極の精読である、とは聞くが、すでに訳書が出版されて...
著者は良い意味で重度の言語オタクのようだ(笑)。 この本で紹介されている作品をほとんど知っている上で、翻訳"地獄"に沼っている人や、本格的に翻訳をするにあたって参考図書を探している人におすすめ。 翻訳とは究極の精読である、とは聞くが、すでに訳書が出版されて"正解"が示されているような書物でさえも、これだけ言葉にこだわりを持った人に改めて読み解かれるのかと思うと、本というのは出版されてからがスタートなのだなと感じた。これは外国語→母国語への翻訳に限らず、作者の解釈→自分の解釈という意味でも同じなのかもしれない。 翻訳が、ただ言葉を外国語から変換するだけの仕事ではないというのはなんとなく知っていたが、その言葉をきいてその国の人が何を連想するのかまで調べ上げることも仕事の内に入る(116p)という考えには納得した。そう考えると、一冊の本を訳すときにその国の歴史ごと知ることになるかもしれないわけで、やはり歴史というのはどの分野にも関わってくるのだなあ。
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