- 書籍
- 文庫
生ける屍の死(下)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
生ける屍の死(下)
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
わたしは上下巻に分かれていないやつを読んだので、まとめて下巻の方に感想を書きます。正直、謎解きはすごく面白かったですが、あまりにも長すぎて読み切るまで時間がかかり、登場人物も途中でわからなくなったりと結構混乱してしまいました。私が過去に読んだ作品の中ではトップレベルに長かったのも...
わたしは上下巻に分かれていないやつを読んだので、まとめて下巻の方に感想を書きます。正直、謎解きはすごく面白かったですが、あまりにも長すぎて読み切るまで時間がかかり、登場人物も途中でわからなくなったりと結構混乱してしまいました。私が過去に読んだ作品の中ではトップレベルに長かったのもあり、読みなれていなかったのも原因の一つかと思います。 ただ、世界観は独特で、舞台は葬儀屋なのに何故か重苦しくなくポップに描かれている印象を受けました。長いのは長いですが、最後の方は疾走感もあり一気に読みました。読み終わったあとは余韻も強かったですが、達成感がひときわでした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
名作と聞きつつ、中々機会がなく読めていなかった作品。自分には合わなかった。アメリカが舞台で登場人物の名前が覚えきれず、読むのに疲れてしまった。 謎解き解決からラストシーンに向けてはかなり疾走感があるが、そこまでが長い。また、生者の世界で死者の考えに想いを馳せないと、それぞれの考えが理解できず、真相にたどり着くのは難しい。
Posted by
死者が甦るという現象がアメリカの各地で発生したことが主軸の舞台となる特殊設定ミステリ。最初は設定が突飛すぎて読もうかどうしようか悩んでいたのだが、いざ読み進めてみるとこれが滅茶苦茶面白い!死んだ人間が甦るわけだが、死者には死者なりの悩みや葛藤がありそこには勿論生者の思惑も絡んでく...
死者が甦るという現象がアメリカの各地で発生したことが主軸の舞台となる特殊設定ミステリ。最初は設定が突飛すぎて読もうかどうしようか悩んでいたのだが、いざ読み進めてみるとこれが滅茶苦茶面白い!死んだ人間が甦るわけだが、死者には死者なりの悩みや葛藤がありそこには勿論生者の思惑も絡んでくる。途中まではしっちゃかめっちゃかの乱痴気騒ぎの無礼講パーティーという有り様で、この五里霧中状態にどんな収拾をつけるのか気になって気になって頁をめくる手が止まらなかった。そうして最後に告げられた犯人の名を示す手掛かりは、きちんと作中に散りばめられていたのに全く気付かなかった。うーん、見事にしてやられた!でもこの感覚が最高に気持ちいい!
Posted by