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貧乏まんが(文庫版) ちくま文庫

山田英生(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2018/05/10
JAN 9784480435200

貧乏まんが(文庫版)

¥330

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2023/05/21

見た事のある漫画が多い 個人的には自虐の詩が好き いしいひさいちのバイト君は久々に読んだ 全般的に古めの作家さんが多い つげ義春、水木しげる、水野英子など 2018年の本なのだから、なんか違和感

Posted by ブクログ

2022/04/04

タイトルそのまま『貧乏』あるいは『貧困』をテーマに据えたアンソロジー作品集。 17名の作家陣・17話を所収。 ざっくり年代順・四部構成。 一口に『貧乏』といえど、表現や意匠は様々。 第一部は60年代末〜70年代初頭発表の作品で構成。冒頭の〈リアリズムの宿〉内の1フレーズ「...

タイトルそのまま『貧乏』あるいは『貧困』をテーマに据えたアンソロジー作品集。 17名の作家陣・17話を所収。 ざっくり年代順・四部構成。 一口に『貧乏』といえど、表現や意匠は様々。 第一部は60年代末〜70年代初頭発表の作品で構成。冒頭の〈リアリズムの宿〉内の1フレーズ「リアリズム過ぎる」(p22)の如し、ここまで来ると’赤貧’というが相応しいくらいの貧しさ。正に資本は己が身ひとつ、といった風情。 第二部は発表年代こそ第一部と近いが、フィクション色が強く、『貧乏』が’要素のひとつ’といった趣き。ストーリー性に重心がある感じ。 第三部は70年代〜80年代。バブル景気前夜・安定成長期の作品にあたる為か、『貧乏』をギャグとして笑い飛ばせるくらいの余裕が感じられる。 第四部の作品群では’格差’が際立ち、貧乏であることのリアルと物語性が同居した感じ。これまでとの変化はよその誰かと’比較して’自分は差がある、貧しい、苦しいと感じている描写が見受けられる点。印象深いのは〈フルーツ宅配便「アサイー」〉内、一連の中里のセリフ「親が貧乏だと子供も貧乏から抜け出せないケースが多い」「このまま一生貧乏だったらって思うと、めちゃくちゃ怖くなる」(p293)という部分。はたまた〈ホットケーキ〉では「お父さんとケンカしたらすぐにガス管くわえるねん うちとこのお母さん」(p323)というセリフもあり、他人と比較して『貧乏』である事が正に’致命的’であるような捉え方が出来る。が、本書収録の第四部の3作品はいずれも結末にほっとした救いが残されているのがありがたい。 こうの史代先生の『長い道』はもの凄く興味深い。荘介さんヤバい人だな…。どうしてこうなった。 1刷 2022.4.4

Posted by ブクログ

2020/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山田英生・編 Ⅰ リアリズムの宿/つげ義春★……饐えた抒情。 きなこ屋のばあさん/つげ忠男★……なかなかよき。 貧乏神/水木しげる トキワ荘物語/赤塚不二夫 男おいどん/松本零士 ある雪の夜の物語/水野英子★……O・ヘンリの話を漫画家。絵がいい。雪を踏みしめる音が聞こえるようだ。子供聖歌隊が通るさりげないところも。 Ⅱ いのち売ります/辰巳ヨシヒロ 赤貧/永島慎二★……5頭身くらいのキャラクター造形がいい。 おせん/楠勝平 スリップ/池上遼一 灯/鈴木翁二★……この人の漫画はもっと読みたいな。 Ⅲ アギャキャーマン/谷岡ヤスジ バイトくん/いしいひさいち 自虐の詩/業田良家 Ⅳ フルーツ宅配便/鈴木良雄 ホットケーキ/うらたじゅん★……本書で知ることができてよかった作家。2019年に亡くなっているらしい。猫も手を上げているところとか、可愛さと優しさで涙腺が緩む。全一冊という本が出ているらしい。 長い道/こうの史代……間違いない傑作。

Posted by ブクログ

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