1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

陰翳礼讃

谷崎潤一郎(著者), 大川裕弘

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥2,090

¥1,650 定価より440円(21%)おトク

獲得ポイント15P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/27(土)~5/2(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 パイインターナショナル
発売年月日 2018/01/18
JAN 9784756250124

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/27(土)~5/2(木)

陰翳礼讃

¥1,650

商品レビュー

4.4

45件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/14

こういう本が手元にあって、ページをめくりながらティータイム、みたいな生活が理想。 いつになったら実現するでしょう・・

Posted by ブクログ

2023/12/25

年の瀬でいろんな負債が溜まってる時にまあまあ染みる綺麗さ。 これ読むと毎回いろんな“みているモノ”を触りたくなるくらいにはモノへの成り立ちと景色を敬ってしまう。 この本はいろんなところで引用されるし応用されるけど、全ストーリーラインを写真でなぞり切るっていうのはなかなか勇気がい...

年の瀬でいろんな負債が溜まってる時にまあまあ染みる綺麗さ。 これ読むと毎回いろんな“みているモノ”を触りたくなるくらいにはモノへの成り立ちと景色を敬ってしまう。 この本はいろんなところで引用されるし応用されるけど、全ストーリーラインを写真でなぞり切るっていうのはなかなか勇気がいるんじゃないだろうか。純粋に、自分と違うイメージがつくことで新しい発見が多いと思った。

Posted by ブクログ

2023/10/06

美しい…。 久々に自分が日本人に生まれて良かったと思わせてくれる作品だった。 学生の頃に初めて紐解いた時は、正直なところその良さが分からなかった。 当時本を開いて、句読点が少なく旧仮名が小さな文字でびっしりと並んでいるのを見ただけでウンザリとした記憶がある。 当時から読書好きを...

美しい…。 久々に自分が日本人に生まれて良かったと思わせてくれる作品だった。 学生の頃に初めて紐解いた時は、正直なところその良さが分からなかった。 当時本を開いて、句読点が少なく旧仮名が小さな文字でびっしりと並んでいるのを見ただけでウンザリとした記憶がある。 当時から読書好きを自認していたが、まだまだ未熟だったということだろう。 年を経て老眼やら、その他の目の不調やらで、その手の書籍は一層敬遠したくなるところである。 ではなぜこれを手に取ったのか。 実は書店の写真集コーナーなのである。 ふと見覚えのある書名に興味を持ってパラパラとめくるうちにぐいと引き込まれた。 「ん?なんだ?これは…」 しかし思いとどまった。写真入りなのでちと高い。積読が多くなっていることもあって、また無駄遣いになってもいかんかなと。 後日その書店に何気なく足を伸ばすと、何故か吸い寄せられるように写真集コーナーへ、そしてまた手に取っている自分がいた。 「もうこれは縁だな…。」 諦めてそのままレジへ向かった。 そこから毎晩ずつ噛みしめるように本書を少しずつ読み進めた。(もちろん他の積読はそのままに。) じっくり夜に触れたい。 そんな所は筆者の得意とするところ、その術中にまんまとハマってしまった。 美しい…。 文書の抑揚、厳選された言葉、静かな語り口の中に潜む熱く燻るような陰翳美への情念。 そしてその文章と絡み合う、瞑く、儚く、朧げな多くの写真に酔わされ、時折織り込まれる豊かな色彩にハッとさせられる。 言葉と画像が織りなす芸術とは正にこう言うものなのだろう。きっと。 そして読後に浮かんだのは… くらくてはかなくてぼんやりしたもの そのなかにうつくしさをかんじることができるにほんじんのこころ 幼い頃に訪れた祖父母の古い家, ただでさえ薄暗い小さな家日本家屋の中、部屋、台所、風呂場、和式トイレなどの隅々にあった、より暗くそれでいてぼんやりとした陰。 そこから何か異界のものが匂うように立ち上がってくる異空間感覚。 それは恐怖?楽しみ?陶酔感? (そして現在においては郷愁感?) 現在の高解像なメディア(文書、画像、音楽などなど)は感覚が衰え始めている自分にはとても有難い。 しかし一方で、高い解像度は何もかもハッキリし過ぎて刺激が強く、受け取っているとすぐに疲労してしまうのも年齢的なものか。 ならば… 「低い解像度、少ない光量の中に、自分はどんなものを見、感じることが出来るのか」 そんな心持ちで趣味の書籍やカメラに向き合ってみるのも一興。 などとつらつらと考えている。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品