1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

安楽病棟 集英社文庫

帚木蓬生(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥924

¥110 定価より814円(88%)おトク

獲得ポイント1P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

5/12(日)~5/17(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2017/08/21
JAN 9784087456233

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

5/12(日)~5/17(金)

安楽病棟

¥110

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/11/29

とにかく長い。ひたすら痴呆の老人たちが出てくるので最後の数%を飛ばしたらそこにミステリーが凝縮されていた。そんな大したものではないけど。 とにかく終始希望が持てない、安らかな死がいかに希望がとしか思えなかった。 なんとか70以降になったら尊厳死を選択できる世の中になって欲しい。

Posted by ブクログ

2022/06/26

懐かしい、帚木蓬生さんの作品、読了。 閉鎖病棟は大昔、高校生くらいの時に読んだ気がする。 そして貫井徳郎さんの作品と出会ったのもこの頃のはず。 閉鎖病棟は、最近映画化されていて…見に行きたかったけれど、 感染症の関係で見送ってました(涙 でも、何か機会があれば是非とも見てみたい...

懐かしい、帚木蓬生さんの作品、読了。 閉鎖病棟は大昔、高校生くらいの時に読んだ気がする。 そして貫井徳郎さんの作品と出会ったのもこの頃のはず。 閉鎖病棟は、最近映画化されていて…見に行きたかったけれど、 感染症の関係で見送ってました(涙 でも、何か機会があれば是非とも見てみたい。 ミステリー、と書かれてはいるものの…特に謎な感じではないのですよね。 作家さんは精神科医で、そのご経験が多分に盛り込まれています。 さまざまな理由で痴呆病棟に入院してきた患者さんの病棟での生活を看護師の視点で描かれています。 痴呆症と一口に言っても色々な症状があって、異食症、老人性健忘症、せん妄など…一人一人症状が違う。 作品の中でその症状や、行動、発言、対応などがとても細かく描写されていて、病棟での看護・介護はとても大変なものだと改めて感じました。 さすが、現場の方が書いた文章はリアリティがありますし、看護師の立場を借りて作家さんの患者さんへの思いが伝わってきました。 ここで取り上げられているテーマは、安楽死・尊厳死。QOLではなくQOD(quality of death )の問題でした。 医師とは本来は命を救う側ではあるが、安楽死の考え方が進んでいるオランダでは、積極的に命を奪う選択をする立場になってきているそうです。 救急の場面で使われるトリアージを、患者の状態を見て平時に、しかも積極的に奪う方向で決めるようなものでしょうか。。 そこに、患者の意思は関与しない。 生きるということや死ぬということに関して、オランダの例を見る限りではありますが、国家や民族によってだいぶ考え方が違うものなんだと思いました。 あとがきにありましたが、日本では古来、命は授かるもので、最後は召されるものでした。 医学の発達によって、科学が命に対して介入できる余地が増え、それまでは諦めるしかなかった存在を生かせることができるようになった。 それは、選ぶことができなかった選択をできる機会が増えたということ。 逆に言えば、しなくてもよかった選択を迫られるようになってしまったということ。 現代は情報や説明は多いほどいいという風潮にあるけれど、選択の幅を広げることは必ずしも自由度を広げることには繋がらない。 むしろウヤムヤで選択がない方が、実際には自由だという場合もある。 生物の本質は生きることにあり、子孫を、遺伝子を残すことにある。 意志と身体は、いつも同一の選択をするとは限らない。 遺伝子に組み込まれたプログラムはとても強大な支配力を持っている。 答えはなかなか出ない問題ではありますが、緊急の場面ではない限り 少なくとも医師だけの判断で決めるべきことではない、というのが作者の意見なのだと思いました。 最近、娘が私の読んでいる本に興味を示すことがあり…ちょっと本は選んだ方がいいなぁ、と思いました。 あ、この作品が、よくないという意味ではないです、念のため。

Posted by ブクログ

2022/04/22

かなり分厚い文庫でしたので 少し躊躇しました。 初めの方は 色々な老人側の 話しが書かれてあって いつ ミステリーになっていくのだろうと  ちょっと挫折しそうになりました。 途中から 看護師目線になって行くのですが 突然死が 出てきましたが 果たしてこれが どう  ミステリーに...

かなり分厚い文庫でしたので 少し躊躇しました。 初めの方は 色々な老人側の 話しが書かれてあって いつ ミステリーになっていくのだろうと  ちょっと挫折しそうになりました。 途中から 看護師目線になって行くのですが 突然死が 出てきましたが 果たしてこれが どう  ミステリーになるのかと思っていました。 実際の介護現場が とてもリアルに表現されていて 小説というよりも ドキュメンタリーという風に思えました。 ミステリーだから 突然死は 犯人がいるんだろうと思いながら 誰でも犯人になりうる 場所で 最後に誰が犯人だろうと 読み進めて 本当に最後の最後で やっと 犯人が解りました。 長かったです。 でも これは ミステリーだけど 実際にありえそうな 話しでした。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品