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浮浪児1945-
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浮浪児1945-
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商品レビュー
4.5
20件のお客様レビュー
涙無しでは見れない日本の歴史。 戦争中の話はよく勉強したり映画になっていたりするけど、戦後にもかなり過酷な生活を強いられ、見捨てられた子どもたちが沢山いたんだと思うと今の平和な世界が信じられない。 日本人として、今この地に生きている人達には目を通してもらいたい作品でした。
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東京大空襲によるどれだけの人の人生が変わったか、この本を読むまで考えたことがなかった。 学校の授業でも映画でも原爆に焦点を当てることが多い中、浮浪児の話はあまり知られていないのではないだろうか。 これを感じさせないぐらい、東京の発展と当時の人のがむしゃらさはすごかった、という...
東京大空襲によるどれだけの人の人生が変わったか、この本を読むまで考えたことがなかった。 学校の授業でも映画でも原爆に焦点を当てることが多い中、浮浪児の話はあまり知られていないのではないだろうか。 これを感じさせないぐらい、東京の発展と当時の人のがむしゃらさはすごかった、ということを物語っていると感じた。 当時を知る関係者に取材を重ね、リアルで詳細。大変読み応えがあった。
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名もなく懸命に生きる人々の話。 「辛いこともあったけど、楽しいこともたくさんあった。今の若い人たちは食べものにも住むところにも困らないから、分からないだろうね」の言葉が衝撃。 世の中が豊かになって、たいていの人間は頑張らなくても死ななくなった。食べものも住むところにも困っていたと...
名もなく懸命に生きる人々の話。 「辛いこともあったけど、楽しいこともたくさんあった。今の若い人たちは食べものにも住むところにも困らないから、分からないだろうね」の言葉が衝撃。 世の中が豊かになって、たいていの人間は頑張らなくても死ななくなった。食べものも住むところにも困っていたときは働くことが生きることに直結していたけど、今は生きていることには困らない分、働くことの意味を感じにくくなってるんだろう。 でも「昔は大変だったんですねェ」で終わらせてはならない! この作者さんのいうとおり、今の世の中だって簡単に死なない分複雑な悩みは尽きないんだ。 状況が違ったって、人間って部分は同じなんだから学べるところは多いはず。 まずは、ごっちゃ煮のなかに使用済みコンドームが入ってても「むしろ栄養になるよ」って言っちゃう屋台のおっちゃんの大らかさと、毛布一枚を商売道具に空襲でできた穴ボコを横穴ホテルと称して商売をする売春婦のしたたかさを見習おう。
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