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廃市 P+D BOOKS

福永武彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2017/07/11
JAN 9784093523073

廃市

¥385

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2023/04/12

福永武彦の短編6話 廃市と退屈な少年は読んでて面白かった 残りはワシの読解力の問題か話がよく分かりませんでした

Posted by ブクログ

2022/09/10

なんか惜しい感じがする短編集だった。特に表題作の「廃市」は惜しい。もう少しでかなりの名作になりそうな風格がある。途中まではすごく引き込まれて読んだが、姉の夫の自死のあたりが説得力にも欠くしなんか唐突で白けてしまった。あのあたりの処理がしっかりされていて物語がきちんと膨らんでいたら...

なんか惜しい感じがする短編集だった。特に表題作の「廃市」は惜しい。もう少しでかなりの名作になりそうな風格がある。途中まではすごく引き込まれて読んだが、姉の夫の自死のあたりが説得力にも欠くしなんか唐突で白けてしまった。あのあたりの処理がしっかりされていて物語がきちんと膨らんでいたら、すごい作品になっただろうに。廃市の死んでいるという雰囲気とか、それに魅せられてしまう卒論を書かねばならない主人公とか、何か秘密のある姉妹とか、それぞれとても良かっただけに残念。福永武彦は素晴らしい小説家なんだが、やっぱり今にそんなに作品が残っていないのは、どこか惜しいところがあるからだろうな、と思ってしまう。 その他の短編については特に言うことはない。あまり見るべきところはなかったように思う。

Posted by ブクログ

2017/07/13

1960年刊行の単行本が復刊。 本書の根底に流れるのはある種の『残酷さ』ではないだろうか。『退屈な少年』のラストはなかなかの衝撃。

Posted by ブクログ

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