商品レビュー
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為末大さんの半生を振り返りつつ、キャリアの転換点における考え方を提示する本。誰もに訪れるだろうキャリアの転換点に備え、一度は読んでおいて損はない本だと思う。
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twitterで紹介されていたのを見て気になったので読んだ。 これからの働き方を考える上でアスリートをモデルケースにするってのは面白いなと思った。 リフレクションの方法については特段目新しいものではなかったが、為末さんの考え方で共感する部分が多かった(自分で試行錯誤して次を試...
twitterで紹介されていたのを見て気になったので読んだ。 これからの働き方を考える上でアスリートをモデルケースにするってのは面白いなと思った。 リフレクションの方法については特段目新しいものではなかったが、為末さんの考え方で共感する部分が多かった(自分で試行錯誤して次を試す、勝てる所で勝負する、育成ゲーが好き、自分・実存について考えるのが好き)ので、今後記事とか追っかけたいなという気持ちになった本。
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人生100年時代、っていうフレーズをよく聞くようになったけど、じゃあ、その中でどう自分のキャリアをデザインしていくのか、どこで自分の「引き際」「賞味期限」を見極めて、次のステップに進むのか、そのつなぎ目のつくり方ってまだまだ分からないことが多いように思う。 本書は、一般のビジネ...
人生100年時代、っていうフレーズをよく聞くようになったけど、じゃあ、その中でどう自分のキャリアをデザインしていくのか、どこで自分の「引き際」「賞味期限」を見極めて、次のステップに進むのか、そのつなぎ目のつくり方ってまだまだ分からないことが多いように思う。 本書は、一般のビジネスパーソンよりもセカンドキャリアを考えるタイミングが早いアスリートである為末大さんのこれまでの人生を振り返りながら、その節目節目はどういう転機だったのか、どうやって次に進むための「リセットボタン」を押したのか、中原先生との対談の中で明らかにしていくもの。 アスリートだから選手生命は短いというのはあるけど、あんまりそういうのは関係ないと思った。人生のリフレクション(これまでを振り返り、意味づけをした上で未来をつくること)をしっかりやっていくことは誰にとっても大事だし、ピークの上り坂の途中で次を考えて準備する、ということなんかは、確かにそうかも、と思った。 キャリアデザインの本として、またコーチとアスリートの関係や大学のシステムの日米欧の違い、成果の捉え方、働き方に関する考え方なんかも合間合間に含まれていて、それらもとても面白かった。 社会人20代~30代位の人にはぜひ読んでほしい。おススメです。
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